出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

赤ちゃんの胎動とさよならの日

予定日は4月4日。そう、ちょうど学年が切り替わる微妙な時期。周りからは、4月2日まで絶対持たせろ!!と、強いプレッシャーを受け、4月1日までは、なるべく動かないように過ごしました。そして、4月2日を無事に迎え、買い物や料理など、ずっと動いていると、夕方、腰にずどーんと、重い鈍い痛み。

それまでの、お腹の張りとか、痛みと明らかに違う、赤ちゃんの力を感じる響くような痛み。ついに来たと、わかりました。

二人目だからか、陣痛の間隔がハイペースで縮んでいると感じ、計ってみると、すでに10分間隔に。でも、痛みが、1人目の10分間隔の時より明らかに、楽。迷いつつ病院に電話すると、来てくださいとの事で、車で向かう中、午後9時、5分間隔に。

1人目の5分間隔の時って喋る余裕なかったのに、まだまだ主人と冗談を言ったりしていました。病院に着いて診てもらうと、子宮口2センチ。1人目の時は5分間隔で6センチだったので、陣痛の間隔よりも、子宮口の開きと痛みは比例するのね〜と学びました。

その後、着実に喋る余裕を失っていき、正直、1人目の時より、痛い。二人目は楽だって信じてたのに!!陣痛が進むのが早い分、痛みに体が慣れていかず、痛く感じるらしいです。1人目の時に後悔したのが、産まれるまでの胎動を感じる余裕がなかった事。今回は産まれるまで、体で赤ちゃんを感じようと決めていました。赤ちゃんの胎動に意識を向けていると、だんだんキックがみぞおちあたりから下へ下へと下がっていくのが分かりました。赤ちゃん、産まれようと頑張ってる!!いま、自分の体で起こっている神秘に感動しながら、痛みにひたすら耐えました。絶対元気に産んであげるよ!みんな、あなたに会いたいよ!!大丈夫、安心して出ておいで!

痛いときは、そう語りかけていました。

痛みは、まさに、ショベルカーで、腰を何度も往復されるような痛みでした。

午前1時半、突然、「分娩台行くよ」と言われ、えっ、もう?とビックリしつつ、一段と押し寄せてくる陣痛と共にいきみました。

1人目は、疲れて体力を失い、最後は吸引で出産したので、今回は自分の力で産みたい。

動物になったような声をあげながら、血管が切れそうなほど、いきみました。先生の、「つぎで産もう!」その言葉を聞いて、ついに赤ちゃんに会える!という喜びと共に、主人の手握りつぶすような力でいきみ、お腹の中をゴォォォーと大きな塊が抜けていく感覚と共に午前2時、無事に出産しました。

あんなに、痛かったのに、それを包む安堵感と、頑張って産まれて来た我が子の愛らしさに、家族みんなで笑顔になりました。

後輩ママへのアドバイス

出産は、間違いなく痛いです!気が遠くなるときもあります。そんな時は、お腹の赤ちゃんに語りかけてみてください。胎動を感じてみて下さい。その時わき上がってくる母性が、必ず良い出産へと導いてくれます。

そして、赤ちゃんにたくさん酸素を送ってあげるためにも、呼吸を大切に、呼吸でいきみを逃がして下さい。陣痛も順調に進みますよ!!

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