出産時の大量出血の体験談

誰にでも起こりうる大量出血

二回の妊娠生活、ずっと鉄分を気にしていました。貧血の数値がでて、常に鉄剤の薬も処方されていました。

出産は39週0日、通常分娩です。分娩時間も6時間と、かなりスムーズでした。
ただ予想外だったことが大量出血です。後産の時の感覚は、一年以上経った今でも鮮明に覚えているのです。胎盤が出たな、と思った瞬間、自分の身体のこととは思えないほどの血がでていきました。本当にドバッという表現がしっくりきます。先生の「ちょっと多いね」の一言で、やっぱり血が出たんだと驚きました。
私自身は意識もしっかりしていたし、フラフラ感や気持ち悪さもなかったので、あまり強く実感していませんでした。でもそれは、ベットから立つこと、トイレに行くこともできず、起き上がることも禁止だったからです。
後に助産師さんと話すと、あの時起き上がっていたら身体が危険な状態になっただろうし、何より立てる状態ではなかったとのこと。その後の入院中は血圧もかなり低く、むくみ、ふらつき、眠気がひどかったです。
これも貧血の状態で、正に、なくなった血液を必死につくっていたのだと思います。それでも食事はしっかりとれたし、薬も処方してもらい予定通り退院できました。

今回の私のような大量出血は、誰が何が悪かったということはなく、出産中なら誰にでも起こりうることなのだと思います。
出産は命がけという言葉が身にしみました。
妊娠中に鉄剤で管理していたことも大事に至らず済んだ理由だったかもしれません。

後輩ママへのアドバイス

今から挑もうとしている出産は命がけ!できることは万全の体調を整えておくことではないでしょうか。医師も助産師もついてくれています。恐れることはないですが、どんな出産にも耐えられる体づくりも意識することは必要なのだと思います。

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