稽留流産の体験談

つらかった赤ちゃんとの別れ

2015年9月。待望の赤ちゃんを授かり、エコーの写真を眺めてはニコニコととても幸せな時間を過ごしていました。近所の個人産婦人科で、そろそろ心拍が見えるはずなんだけどまだ見えないね…と言われ、まさか…と思いました。次の検診で心拍が見えなかったら赤ちゃんがお腹の中で死んでしまっているかも知れないと言われたのが妊娠7週目のことでした。

次の検診が怖くて怖くて、毎日泣いていました。ただ、まだつわりもあるし大丈夫!と希望も持ってました。

運命の検診日。赤ちゃんの心拍が見えないと言われました。先生からは淡々と手術の話をされ、3日後に手術をすることになり、頭が真っ白で…その場でサインをしました。


家に帰ってから、手術が怖くなったのと、赤ちゃんがお腹の中で死んでるなんて信じれなくて、ワンワン泣いていました。

家族の意向もあり、色々と調べて個人病院での手術はお断りをしました。

翌週(妊娠9週目に入った頃)、大きな病院で見てもらいました。やはり赤ちゃんの心拍がみえないとのこと。自然に出てこない場合は手術をするしかないと言われ、気持ちの整理もあるかと思いますし…と、時間を頂きました。

(その日のうちに血液検査や心電図、レントゲンを撮って頂きました。)

妊娠12週で、その病院で「子宮内容除去術」とゆう手術を受けました。

なかなか手術の決断ができなくて、母に「亡くなった赤ちゃんをお腹の中に入れておくのも良くないんじゃないかな」と言われ、心に決めました。


近所の個人病院では、血液検査もなく日帰り手術で15万円ほどの手術費用だと言われましたが、大きな総合病院だったら何かあったときに対応してもらえて安心だと思い市民病院で手術を受けました。念のため前日からの入院でしたが費用も保険適応だったので3万円程でした。


全身麻酔での手術で、手術〜目を覚ますまでは1時間くらいだったかと思います。意識がハッキリと戻った頃には病室のベットの上でした。

退院後の出血が1週間程続いたので、病院に行きました。卵巣が少し腫れていたみたいでお薬を貰いました。先生からは、次の赤ちゃんの為にもう身体は動いてるから安心してね!次の妊娠の為にも、これからが大事だからねと言われました。

後輩ママへのアドバイス

医師からは、今回の稽留流産については、母体に原因があるわけではないと言われました。先天性によるものだそうです。本当に辛くて毎日泣いていましたが、意外にも周りに同じ経験をしているママが沢山いました。みなさん次の妊娠もしていました。

そんな私は現在絶賛妊活中です!栄養のバランスを考えて食事をとるようにしています。次の赤ちゃんの為にも前向きが一番だと先生に言って貰えたからです。

授かった赤ちゃんがお腹の中で死んでしまったのは悲しすぎる現実でしたが、妊娠を望む方は、大切なご自身の体のこと、大事なお金のこと、そして赤ちゃんの為にも、信頼できる病院(お医者さん)を見つけるのが一番大事だと思います。

もしも同じ稽留流産手術で悩まれている方がいらっしゃいましたら、病院選びを間違えないようにして頂きたいなと思います。そして、手術後の検診も忘れずに行って下さい。

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