常位胎盤早期剥離の体験談 救急搬送後に緊急帝王切開など

「常位胎盤早期剥離」は赤ちゃんがお腹にいるうちに胎盤が剥がれてしまうもので、妊娠中に起こりうるトラブルの中でも危険度の高いものです。母子ともに危険な状態になる可能性があるため、週数が早くても緊急帝王切開となる場合も。実際に常位胎盤早期剥離ではどのような症状が発生し、その後どんな経緯をたどるケースがあるのでしょうか?常位胎盤早期剥離の体験談を紹介します。

常位胎盤早期剥離の体験談から

28週でお腹に激痛 救急車で運ばれ緊急帝王切開 常位胎盤早期剥離

しかしまた出血をし、病院へ行くと「切迫早産です。今までのように寝たきりの安静生活してください。」と言われました。
薬を飲みながら寝たきり生活をしてました。
妊娠28週5日の朝6時半頃、トイレに行きたくて起きました。
普通にトイレに行って用をたした瞬間にお腹に激痛が走りました。
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病院に行ったら先生から「陣痛が始まってます。今すぐNICUのある病院に救急車で運びます。」と言われ先生や看護師さんがバタバタしはじめ、救急車に乗り込みNICUのある病院へ運ばれました。
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陣痛が治まらないので今すぐに赤ちゃんを出さないと赤ちゃんもお母さんも命に危険があるので今から緊急帝王切開します。」と言われ不安と恐怖で頭の中が真っ白でした。
同意書にサインして手術着に着替え手術開始。
5分程で赤ちゃんが産まれましたが産声も聞けず赤ちゃんはすぐNICUへいきました。
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看護師さんに赤ちゃんの体重を聞くとわずか992gしかありませんでした。
後日先生からは早産になった経緯を聞きました。
それは”常位胎盤早期剥離”という事でした。
(りぃちゃんさん/25歳 体験談「切迫流産、切迫早産、早産を乗り越えて」より

20週で切迫早産 29週に常位胎盤早期剥離となり、帝王切開

私は20週の時に張りと原因不明の大量出血があり切迫早産で点滴ありの絶対安静で入院していました。1ヶ月半後に退院できましたが張り止めの薬は服用していました。その後1ヶ月程は薬を飲みつつ順調にマタニティライフを満喫していましたがある日、薬を飲んでも張りが治まらず生理痛のような痛みを感じたので急いで病院へ行きました。病院についたらすぐNST(ノンストレステスト)をしましたが赤ちゃんの心音がなかなかとれず先生がエコーで確認したら胎盤が剥がれかけてるとのことで救急車で大学病院へ運ばれました。この胎盤が剥がれかけてる状態は「常位胎盤早期剥離」と言い母子共に危険な状態になる妊婦さんの病気の中で1番怖いものだそうです。一刻を争う状態で大学病院に着き全身麻酔での帝王切開で29週4日1122gの小さな女の子を出産しました。
(うーみんさん/24歳 体験談「たくさんの経験ができた妊娠出産」より

35週に突然出血、常位胎盤早期剥離の診断 救急搬送後、緊急帝王切開

妊娠経過もいたって順調、何も問題はありませんでした。ところが、35週に突然出血し、かかりつけの産婦人科で「常位胎盤早期剥離」の診断を受け、そのまま大学病院に救急搬送、緊急帝王切開となりました。
赤ちゃんは早産だったけれど、2400グラムあり、体重を聞いた時はひとまずホッとしました。
(りんごさん/29歳 体験談「早産&低体重児の出産体験」より