シロッカー手術を受けた体験談 手術までの経緯や術後の経過など

シロッカー手術は子宮頸管無力症などで行われる「頸管縫宿術」のひとつ。手術で子宮頸管を縛ることで、流産・早産になるのを予防します。術後にお腹が張って陣痛が起こるリスクがあるため、手術の実施に悩む人も。今回は体験談から、シロッカー手術を受けるまでの経緯や、手術決断の過程、術後の経過などを紹介します。

シロッカー手術の体験談より

重度の子宮頸管無力症から、妊娠12週でシロッカー手術

過去の妊娠経過から、私は重度の子宮頸管無力症だと判明していました。
そのため、4回目の妊娠は周産期医療の整った総合病院を選び、妊娠が判明した4週から自宅安静を続け12週でシロッカー手術を受けました。
術後は2週間の入院をして一時退院、自宅安静を約1ヶ月したのち張りが酷くなり18週で再入院。
(さくらさん/37歳 体験談「30週での早産、帝王切開。」より)

シロッカー手術を受け、9ヶ月までもった

2人目を妊娠した時に、子宮頸管無力症だということがわかりました。
安定期頃からお腹の張りも頻繁で不安でしたが、シロッカーという、子宮の底を縛る手術をしてもらいました。
それからもお腹の張りなどはありましたが、なるべく安静にするようにして、9ヶ月まで赤ちゃんをお腹の中で育ててあげることができました。
(りあさん/26歳 体験談「子宮頸管無力症について。」より)

1人目も2人目も頚管縫縮手術

1人目も子宮頚管無力症で頚管縫縮手術を受けての出産でした。なので、2人目もそうなるだろうと思って1人目と同じ病院に通っていました。中期あたりから頚管長が短くなりやはり手術を勧められました。6か月の頃にシロッカー手術を受けて10日間の入院をしました。手術は2回目な事もあり、結構柔らかくなっているので通常よりも奥を縫うとのことで、外部から専門の医師が来て2人体制での手術でした。術後の経過は順調で、入院中はルテオニン点滴がずっと続きましたが、退院後は飲み薬で対応していきました。
(冷凍みかん。さん/38歳 体験談「2人目も子宮頚管無力症」より)

妊娠27週で頸管が2センチを切り、シロッカー手術を勧められる

次の健診、27週2日。この時の頸管の長さは2センチを切ってしまい、1.9センチ。
そのまま車椅子に乗せられ、即入院することになってしまいました。
そして、医師からシロッカー手術という、子宮口を糸で縛る手術を提案されました。
手術を受けることで、子宮が刺激されそのまま陣痛につながってしまうかもしれないリスクがあるという説明を受けましたが、とにかく予定日までお腹で赤ちゃんを育ててあげたいという気持ちも強く、手術を受けることを決めました。
入院直後から退院するまで、24時間張り止めの点滴を受け、術後しばらくは絶食、トイレにも行けないため管を装着し、もちろんシャワーも浴びることができませんでした。ひたすらベットの上で安静に過ごしました。
術後の経過も良く、張りも治まったため、二週間強で退院することができました。
(ちびっこママさん/30歳 体験談「まさかの入院、そして手術も。」より)

19週でシロッカー手術を提案され、23週で受ける決心

しかし13週からお腹が張りだし子宮頸管3センチ、切迫流産と診断されました。
ズファジランを飲み安静にし2週間後頸管3センチのままだったのでズファジランを飲みながら経過観察になりました。
19週の時、頸管2,7センチになり先生からシロッカー手術の話があり、悩みに悩んで23週で受ける決心をしました。
(りーみーママさん/24歳 体験談「まさかのまさか、、、」より)

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