極低出生体重児の出産 体験談まとめ

極低出生体重児とは、出生児の体重が1000g〜1500g未満で生まれた赤ちゃんのこと。低出生体重児は2500g未満で生まれた赤ちゃんを指すので、低出生体重児の中でも極低出生体重児は小さめにあたります。(1000g未満の赤ちゃんは超低出生体重児と呼ばれます)。極低出生体重児で生まれた赤ちゃんの出産を、体験談から紹介します。

極低出生体重児の出産体験談から

切迫早産から、夜中に破水して早産で出産へ NICUに2ヶ月入院することに

それから4週間程度たったころ、良くなる事もなく、夜中に破水してそのまま出産する事に…。
とは言え、まだ9ヶ月に入った頃だったので、救急車で運ばれて予定とは違う大きな病院での出産となりました。
赤ちゃんは無事に産まれましたが、1400gとかなり小さい状態だったので、そのままNICUで2ヶ月程入院することになりました。
(ひみっちさん/30歳 体験談「切迫早産で絶対安静、悪夢の1ヶ月!!」より)

29週で子宮口全開 救急車で総合病院へ 1290グラムの極低出生体重児

私は娘を29週。
1290グラムで出産しました。
...
が、まさかの陣痛...
先生は不在だったので、翌日先生に見てもらうとまさかの子宮口全開。
先生に泣きながら『赤ちゃんを助けて』と救急車の中で泣きながら総合病院へ移動しました。間もなくお産に入り、NICUの方も見守られるなか小さな小さな赤ちゃんが泣いて生まれてきました。
(ちゆママさん/27歳 体験談「え?秋に生まれるはずが夏っ子に???」より)

切迫早産で絶対安静で過ごすも、31週で陣痛が発生

私は31週で出産し、体重1499gで身長37センチでした。28週目で切迫早産のため入院し、治療法は、点滴と飲み薬によるお腹の張り止めと絶対安静でした。...
...
出産前日に腹痛が定期的におこるようになり、点滴と薬の投与を最大限までもなくおこないましたが、その時には効かなく、腹痛が陣痛へとつながっていきました。陣痛がきたと実感したときは、まだ31週であったこと、推定体重が1500gであったことから小さすぎる赤ちゃんに出会うことへの不安がとても大きかったです。出産後、赤ちゃんには少し触れることはできましたが、抱っこはできずすぐにNICUへと運ばれました。
(かっちゃん。さん/25歳 体験談「切迫早産と赤ちゃんの誕生から退院まで」より)

31週で破水 1400gの極低出生体重児の双子を出産

31週で破水をしてしまい、1400gの極低出生体重児の双子を出産しました。
帝王切開で出産し、産まれた瞬間にNICUに運ばれていきました。
31週でしたので、肺の機能がまだ完成しておらず、会いに行くとオムツだけの状態で体中が管でつながれていました。
2週間ほど経つとその管が減り、お顔がしっかり見れるようになった時はとても嬉しかったです。
(YUMICOママさん/26歳 体験談「極低体重出生児の双子のNICU生活」より)

重度の妊娠高血圧症候群で緊急帝王切開

28週6日目で高血圧症候群と診断され、検診からそのまま緊急入院となりました。
3日後、検査の結果…重度と判断され、大学病院へと転院を余儀なくされました。
それから入院の間、毎日体重が1kgずつ増えていき、最終的に妊娠発覚時から17kg増えていました。
血圧の方も段々と高くなり、とうとう160を超え、下がらず緊急帝王切開をする事になりました。
入院すること約3週間。32週2日目の事でした。
勿論子供は低体重出生児で、1600gと予測された体重とは程遠い1456gで生まれてきました。
(ゆにちゃんさん/24歳 体験談「1500グラム以下で生まれた我が子」より)

子宮口をくくるも、29週で出産

私の娘は29週5日で生まれ1290グラムでした。
まさかのまさかの早産で、私は子宮が赤ちゃんを支えられない、子宮口が開いてきていたので、先生に子宮口をくくってもらっていました。先生にとってはこれで大丈夫!っといわれたすぐ後だったため、ビックリしました。
でも助産師さんとお医者さんからいわせると赤ちゃんが一番ビックリしてるのだそう。
(たあちゃんさん/27歳 体験談「私のカワイコちゃん大きくなあれ!」より)

22週で大量出血、29週で陣痛発生

しかし妊娠22周を過ぎた頃に大量出血をしてしまい、いそいで病院へ行ったところ触診で赤ちゃんの頭が触れるほどおりてきてしまい、そのまま切迫早産で入院することになってしまいました。
そにまま入院していたのですが、妊娠29周に入った頃陣痛がきてしまい、1437gの小さな我が子を出産しました。
しかしあまりに小さく出産をしてしまったので我が子はすぐ保育器に入ることとなりしばらくは抱っこをすることができなかったのが一番当時は辛かったです。
(恵都くんママさん/37歳 体験談「切迫早産の入院から早産の体験」より)

胎盤から栄養が送れておらず、緊急帝王切開で出すことに

33週の検診の時、先生から「胎盤から栄養が送られていない、明日出しましょう」と言われました。
...
不安でいっぱいでしたが、このままお腹に入れていても赤ちゃんは大きくならない。むしろいつ危険な状態になるかも分からないと言われ、34週に入ったその日、帝王切開で出産しました。
息子の体重は1323グラム。
片手の手のひらに乗ってしまいそうなほど小さい息子。
(いわこさん/29歳 体験談「胎盤から栄養が届いていないと言われた日。」より)

<<低出生体重児に関する体験談集>>
低出生体重児(未熟児)の出産
NICU入院(低出生体重児(未熟児))
低出生体重児(未熟児)の発育・発達