気管支炎の体験談

30か月で気管支炎

イタリアで初めての出産をしました。

私の子供は喉と気管が弱いのか、秋になると必ず咳が出て、冬の間の半分以上は咳こんでいます。発熱も一秋冬に3~4回はあります。気管支炎になってしまった2歳半の冬も月に一度は熱が出ていました。

その日は普通に保育園に行き、公園で元気に遊んで夕飯も普通に食べてと、いつもと同じ一日でした。しかしその夜に37,5℃の微熱があり、翌朝早朝に39,5℃の高熱と咳、鼻水が出ました。食欲減退でしたが、割と元気はあり、家の中で遊んでいられるくらいでした。翌日も39℃の高熱のため、小児科医に診てもらったところ扁桃腺が腫れているとのことで、抗生物質と咳を軽減させる蜂蜜シロップが出されました。ただ痰の絡んだ咳は続き、夜も寝られず、食事は摂れても咳で吐いてしまうか、食事自体が摂れないといった状況でした。

丸4日間39,5℃の高熱が続き、昼夜問わずの激しい咳と鼻水が続いていました。小児科医には3日から一週間高熱が続くこと、抗生物質が効くまでに数日かかると言われていましたが、良くなるどころか日に日にグッタリするだけの子供を見ることに耐えきれず、5日目に救急センターに連れて行きました(イタリアの小児科システムが日本のものとだいぶ異なることをご了承ください)。聴診器での診察で、右気管支か肺に雑音が聞こえるとのことで、急きょレントゲンも撮ることになりました。レントゲンでは右気管支に影が見えると言われ、軽度の気管支炎と診断されました。

熱は7日目に平熱に下がりましたが、激しい咳と鼻水は2週間近く続き、10日間抗生物質を飲みました。咳と鼻水が出ている時は、吐いてしまうこともあったので、少量にわけて回数を多く食べさせたり、こまめに鼻水を吸って取ってあげたり、イタリアで市販されている鼻洗浄用の液体で鼻を喉を洗浄しました。咳は体に必要なものだからと、咳止め薬のようなものは処方されなかったので、喉を潤す効果のある蜂蜜を食べさせたり、水をこまめに与えました。

後輩ママへのアドバイス

38℃以上の熱の時は座薬を使って子どもを楽にさせてあげるよう言われました。また喉や気管が弱いお子さんは気管支炎になりやすいそうなので、高熱、咳、鼻水が続くときは早めの受診をお勧めします。

気管支炎とは全く関係のないことですが、以前日本で小児科医に「子供が熱を出すのは成長している過程で必要なことだから、お母さんもドーンと構えていてくださいね」と言われました。私の子供は頻繁に発熱して、親として注意が足りなかったからかとオロオロしていた私にはありがたいお言葉でした。子供の体調不良を見てお母さんがうろたえると、自分は大変な病気なのではないかと子供が感じ、症状が悪化してしまうこともあるそうです。

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