肛門周囲膿瘍の体験談

男の子の赤ちゃんに多い肛門周囲膿瘍

長男が9カ月になった頃、肛門の左横に赤いぶよっとした小さな腫れがあるのをおむつ交換する際に見つけました。その頃、便秘ぎみで前日に綿棒で浣腸をしたのを思い出し、もしかして肛門を傷つけてしまったのかもと不安になりましたが、腫れに気づいたのが夜だったので様子をみることにしました。一晩経つと、少し膿が出たのでかかりつけの小児科に診察に行ったところ、「肛門周囲膿瘍」と診断されました。この病気は肛門腺が便中の細菌により感染を起こし、肛門付近に膿瘍を作ります。その結果、赤く腫れて、赤ちゃんは痛みのために、ちょろちょろと少しずつ排便したり、排便時機嫌悪く、泣いたりするようになるようです。また、男の子の赤ちゃんに多く発症します。

かかりつけの医師からは「浣腸のせいではない、切開が必要になるかもしれないから、切開が可能な病院を紹介します」と言われました。次の日、紹介された病院では小児科ではなく、外科診療となりました。膿が出たことを話すと、膿が出ており、腫れも小さいので切開はせずに投薬で様子をみることになりました。抗生物質と整腸剤が飲み薬として出されました。入浴や生活は普段通りに行って、肛門を清潔に保つように言われました。3日後に経過観察で行った際には、腫れはかなり小さくなっていたので、悪化することがあれば再来院(ただし次は同病院の小児科)するように言われ治療は終了しました。

ネットで調べたら肛門周囲膿瘍は切開することが多い、投薬はあまり意味がないと書かれたものが多く、かなり不安になりましたが、わが子は投薬で症状が改善しました。しかし、2週間後再び肛門が赤く腫れたので小児科を受診、再び投薬、膿が出て治りました。


その後は肛門にトラブルを抱えることなく成長しています。

後輩ママへのアドバイス

肛門周囲膿瘍は必ず治る病気です。肛門のまわりに赤い腫れを見つけた際は、小児科に行って治療してもらってください。症状や医師によって、治療内容は様々ですが、わが子は投薬のみでも治りました。もし、治療内容や経過に不安がある場合は、セカンドオピニオンを求めてもいいと思います。

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