真っ赤なウンチが…慌てて急患センターへ

不安だらけの初めての育児。もちろん離乳食を作ることも初めてで「離乳食を始めると便秘になる」なんて話をよく聞いていて不安でしたが、特にそんな気配はなく、食べムラがあったり、上手に食べさせることが出来なかったりしたものの、何とか離乳食を進めていました。しかし、娘が９ヶ月になって少し過ぎた頃、ある日突然ウンチの出ない日が３日続き、離乳食を食べる量も少し減っているように感じました。そこで離乳食を始める際に購入したレシピ本を参考に便秘に効果のあるらしい納豆やサツマイモ、バナナ等を試してみたところ便秘４日目に顔を真っ赤にしながら少しだけ硬いウンチをしてくれました。しかしその後、ウンチをしようといきみはするものの途中で泣いてしまい、またウンチの出ない日が２日続きました。「病院に行った方がいいのだろうか」と考えましたが「便秘をしても食欲があって機嫌もよければ大丈夫」という話を聞いたことがあったのでその日は様子をみることにしました。そしてその日の夜。いつもの時間になってもなかなか寝付かず、ずっとぐずり続けていた娘が顔を真っ赤にして叫び、大泣きし始めました。もしや…とオムツを開けてみると赤く染まった少量の硬いウンチが…！娘も泣き続けていた為、慌てて母を呼び、大事をとって夜間診療をしている急患センターへ。病院に着く頃には泣き止んでいた娘と赤く染まったウンチ入りオムツを手に診察を受けました。数日ウンチがきちんと出でいないことを伝えると、おそらく、胃や腸の異常ならばもっとウンチ自体が赤くなっているはずだが、ウンチの量が少なく、判断が難しいとのことだったので浣腸をしてウンチを出すことに。注射器のようなもので浣腸をされて数分後、顔を真っ赤にしてこの世の終わりかと思うほどに泣きながら絶叫する娘。オムツが目に見えてわかるほどこんもりとふくらんでいました。ウンチが出たことを看護師さんに伝え、オムツを開けると赤にまみれたウンチが大量に出ていました。ぺしゃりとへこんだお腹にところどころ血で赤く染まっているウンチ。それを確認した先生から「便秘により、便が硬くなり、そのせいで肛門が切れてしまって便に血がついているのだと思います。とりあえず、溜まっていた便を出すことが出来たのでしばらく様子を見て、また４日以上出なかったり、痛がって泣くことがずっと続いたりしたら便秘くらいで、と遠慮することなくかかりつけ医に相談してください。」と言っていただき、その日は帰宅後、私も娘も疲れたのかすぐに眠りました。翌日から離乳食を工夫してみたものの娘の中で「ウンチ＝痛いもの」と認定されてしまったのか相変わらずウンチが硬いのかわかりませんが(おそらく両方です)、４日間ウンチが出ず、今回は離乳食を食べなくなってしまったのでかかりつけ医で診察後、再び浣腸してもらい、絶叫しながらの排便となりました。その後もまた４日間出なかったのですが、かかりつけ医が休診日だった為、某ドラックストアで薬剤師の方に相談して赤ちゃんにも使えるという浣腸を購入し、自宅で浣腸を行いました。その時にオムツかぶれにワセリンを塗っていたことを思い出し、肛門の表面にだけワセリンを塗るようにしました。それと合わせて母が見つけて買ってきてくれたベビー向けヨーグルトと相性がよかったのかウンチがやわらかくなり、娘が１０ヶ月を過ぎた頃にはすっかり１日１回のペースに戻りました。その後も２日間出ないことはたまにありましたがあの頃のお腹のはりや娘の様子に比べれば全然マシだと思えるようになり、今では家族の笑い話となっています。