続く胎児浮腫…
初めて 胎児浮腫 という言葉を聞いた時 意味もわからず 自然と涙がでてきたことを思い出します。
私は 厳密に言うと 2人目の子を流産しており、次に出来た子も胎児浮腫がみられ、その次も…
なんで私ばっかり しんどい思いをしなくてはいけないのか…と、沈んでいることの多い初期の妊娠期間でした。
真ん中の子は 上と4年あいていること、待望の第二子!どのようなことになっても 受け入れて育てていこうと決め、自然に任せて妊娠期をすごしていました。こうときめたら、スクスクと育ってくれることを祈るだけで、気持ちも切り替わり出産に向けて過ごしていました。 そして、今は3歳になりましたが 何の問題もなく成長してくれています。
第三子となる 娘の時は 浮腫も少し広めで3ミリを超えていました。
流産から数えて3回目…なんで私だけ…笑顔で喜びきれなくごめん。と、毎日毎日 思っていました。
主人と話し合った結果 産むことは決めているけれど、何か問題があるのなら 事前に把握しておきたいし 上の子らにも きちんと話しておきたいね。ということで 大阪にあるクリフムという 胎児ドック専門の病院に行くことにしました。
初期胎児ドック…保険はきかないので お金はかかりますが、これを受けることで 不安が少しでも和らぐのなら…
まさにそんな気持ちでした。
結果、トリソミーの確率が高く 出ました。しかし、それは胎児浮腫のことよりも 心臓形成不全や耳の位置が低いなど、他の要因がかなり加算されていました。
子どもも一緒に行っていたので、上の子を不安がらせてしまったのは失敗したと思いました。
胎児について わかりたいきもち、わかりすぎる現実…ほんとに複雑な心境のまま中期に入ってしまいました。
この頃には浮腫も消えていますが、心臓形成に不安があったので、府立病院でみてもらいました。
たくさんの不安をかき消したいがために 妊婦健診以外に 色々とみてもらいました。
正直 産まれてくるまで ダウン症の可能性は消えていませんでした。
その子も 今は1歳になりましたが 何の問題もなく成長してくれています。
が、浮腫があるとわかると 堕ろしてしまう人もいる現実。
医療の進歩が素晴らしいと思う反面 複雑な問題も多くなってきていると実感しました。
胎児浮腫と言われると 不安しかないですよね。
ほんとにだめだと、この世にうまれてこれないんですよ。
お腹の中で育っている 赤ちゃんの生命力を信じてあげて欲しいです。