卵管閉塞は早期発見が大事。
診断されたのは昨年1月、30歳の時でした。
結婚してからしばらく経ち、そろそろ子供が欲しいと思い妊活をスタートしました。最初はすぐ授かるかな〜なんて気軽に考えていましたが、数ヵ月しても授かる気配はなく、不安を取り除く意味でも1度婦人科へ行ってみようと思い、受診しましまた。
最初はタイミング療法だったり、フーナーテストなどをしてもらいましたがそれでも思うように授かれず、医師から卵管造影検査をしてみましょう、と言われたのが発見するキッカケでした。最初に受診してから3ヶ月後くらいでした。
検査内容は子宮に造影剤を入れ、きちんと卵管が通っているかを調べるものです。自然妊娠する上で、卵管が通っていなければ妊娠はできないのです。その場合、体外受精へとステップアップしなければいけませんでした。
わたしは気軽な気持ちで検査に臨みました。が、しかし検査後に激しい貧血と腹部の痛みに襲われ1〜2時間動けなかったことを覚えています。症状に個人差はあるものの、こんなに痛いとは考えてもおらず、もしかして‥‥の不安が募るばかりでした。
検査結果は数日後に分かるとのこと。
結果を聞くのがとても怖かったです。
そして結果、右側卵管閉塞と診断されました。左右にある卵管のうち、左側は通っているが右側は完全に閉じてしまっていました。原因は不明で、これは手術も出来ないとのこと。頭が真っ白になりました。
医師いわく、片側だけでも通っていれば自然妊娠は可能。しかし、私の場合右側からの排卵が多いため、左からの排卵時じゃないと難しいかもしれないと。泣きそうなのを堪えて話を聞いていました。
診察で次の排卵も右側からの予定でした。でも希望は捨てず、前向きに考えようと思いました。
翌月、なんと妊娠が分かったのです。私は半信半疑でしたが、受診で明らかとなりました。なんで?右側からだったはず?頭はパニックでしたが、医師いわく右側からの排卵でもまれに左の卵管がキャッチする場合があるし、卵管造影をしたことで子宮が綺麗になったので妊娠しやすくなったのかもと言うことでした。
その後、お腹の中で赤ちゃんは無事に育ち昨年10月に出産することが出来ました。
妊娠て本当に奇跡なんだって実感しました。
私の右側卵管閉塞は治ることはないですし、正常な人の半分の確率でしか自然妊娠することが出来ません。
でもその事が早くに分かったことと、卵管造影検査を受けたことで赤ちゃんを授かれたことには変わりないですから、プラスに考えています。
まずは希望を捨てないことです。片側だけならば私のように自然妊娠することも出来ますし、もし両側であれば早くにステップアップするキッカケになります。