更年期症状と間違わないで。子宮体癌

平成26年秋
私は子宮体癌と診断されました。
昔から 生理痛や排卵痛がひどく
婦人科の病気には気をつけていたのですが…。
10年以上前に 子宮内膜症と卵巣機能不全との診断をされて ホルモンを調整する治療を行い その最中に三度の出産をし
だましだまし 痛みとつきあってきました。
ところが、
子宮体癌と診断される 半月前くらいから
生理の時に レバー状の塊がでるようになり
その塊の大きさも増していきました。
右側の腰が 痛かったり、片足だけが異常に浮腫んだり。
この時点で なにかおかしいぞ？！と思ったのですが
40才を過ぎたので 早めの更年期かな？くらいにしかおもってませんでした。
診断２ヶ月前には
不正出血がはじまり
さすがに これは 尋常ではないとおもいつつも、その頃 私は離婚したばかりだったので
生活するだけで精一杯。
病院へ行くような状態ではありませんでした。
不正出血も、この頃には 水気をおび
いよいよもって婦人科病院を受診。
問診、エコー、血液検査、触診をして
言われたのは
「異常なし」
「特に、心配するような事態ではない」
と、いわれました。

この診断に疑問を感じた私は
２週間後 違う婦人科病院へいき
そこでの癌検診で ひっかかり
再検査を経て
「子宮脛部腺癌または子宮体癌」と診断されました。

すぐに
広汎子宮全摘出手術をし
そこでリンパへの転移を認められ
リンパ節廓精。
そして、ここで「子宮体癌」と断定されました。
目に見える範囲の癌は全て取り除いたものの
腺癌であるがゆえ
癌細胞が血液中に潜んでいることもあるので、抗がん剤治療を６クール行うことに。
５クール目に アレルギー反応により
中止となり 現在は経過観察中です。

手術から抗がん剤終了までの期間は
５ヶ月。

子宮も卵巣も なくなったので 前と同じ症状はありません。
が、抗がん剤の副作用や術後の後遺症により
通院は続けてます。