緊急帝王切開の体験談まとめ 胎盤剥離、心拍低下など様々なリスクから緊急手術へ

最後まで何が起こるかわからないのが出産。出産時に母体や赤ちゃんにトラブルが発生すると、緊急帝王切開になる場合があります。体験談では、胎盤剥離や急激な血圧上昇など母体リスク回避のために緊急オペが決まった場合や、自然分娩の途中に赤ちゃんの心拍が下がり緊急帝王切開に切り替わったケースなど、様々な状況がありました。緊急帝王切開での出産となったママ達の経験を紹介します。

赤ちゃんにトラブルが発生し、緊急帝王切開に

健診で胎児の心音が確認できない!救急車で搬送、緊急帝王切開へ

健診を受けていると、先生が胎児の心音が確認できないと言うではありませんか!!
そのまま担架で運ばれ、救急車へ。
大きい病院へ着くと、すぐに緊急帝王切開をして赤ちゃんを出さないと危険だと言われました。
(さやママさん/34歳 体験談「まさかの緊急帝王切開 」より)

経腟分娩の途中に赤ちゃんの心拍が下がり、手術に切り替え

担当医が病室到着しエコーつけてNSTの結果を見て言われたのが「赤ちゃんの心拍が昼ごろよりも下がっています。このままなら危険ですが赤ちゃんが骨盤の方に下がってきてないから自然分娩はもっと危険になるから2時間後に手術します。ママ赤ちゃんに会える覚悟決めるよ!」と言われ緊急帝王切開が行われ無事長男に会うことが出来ました。
(りゅーりゆーかいさん/23歳 体験談「赤ちゃんの心拍低下で緊急帝王切開」より)

手が頭の上になってしまい、見えている頭を押し返して帝王切開へ

そこで、問題発生です。最後もう頭も見えている。生き見たくて仕方がないのに、助産師さんが産道から出そうなわが子を産道に押し返している。
そして、緊急のコールを鳴らしている。さすがにクライマックスの私もなにかあったのだと直感しました。そうです。トラブルです。胎児の手が頭の上にあったのだそうです。
そこで、そのまま生んでしまうと赤ちゃんの手に障害が残る危険性が出てきたのです。
その理由で、もう出そうな退治を押し返したのだそうです。
突如の緊急帝王切開となりましたが、障害が残ると聞いたので即時に「切開でお願いします」といいました。
(こうかんさん/35歳 体験談「辛かったけど、貴重な経験でした」より)

肩が大きすぎて出ず、急遽帝王切開に

もう出しましょうということで、半ば無理矢理分娩室へ。助産婦さんの指示で約1時間いきみまくり…担当医もやって来て吸引器でガリガリ!もう限界なのに更に2人の助産婦さんが半分馬乗りでお腹を押しています…頭が下がって来ているから頑張って!という声が聞こえた後に担当医が一言、無理だ。切ります。お母さんと旦那さんすぐ呼んで!同意書にサイン!◯◯さん、切りますからね、この子肩が大きすぎて出ない。このまま産んだら障害残っちゃう危険もあるから切りますよ!私といえばもう何でもいいから早く麻酔してくれー!その一心です。ということで急遽帝王切開になりました。
(りんださん/39歳 体験談「自然分娩から急遽!緊急帝王切開」より)

へその緒が首に巻きつき、赤ちゃんが下りてこれない

いよいよ陣痛がきて出産を迎えました。しかし陣痛が始まって24時間がたっても子宮口が7cmから一向に開かず、陣痛促進剤を使ってもただただ痛みがますだけで赤ちゃんが降りてきてくれません。段々赤ちゃんの心拍も落ちてきて、先生がエコーで確認すると、なんと赤ちゃんの首に臍の緒が巻きついていたのです…
結局このままではいけないと、緊急帝王切開術に切り替え出産となりました。
(なつみさん/23歳 体験談「前置胎盤が徐々に改善されました」より)

回旋異常で、自然分娩から緊急帝王切開へ

陣痛を抱えてうめきながら診察してもらうと先生が「子宮口は開いてないですね〜。出しましょうか、さすがにつらいでしょ?うん、今から手術ね、ご家族にすぐ来てもらって、説明するから!」「え、え、ちょっ」すぐに出したいけれど、手術というのはやはり怖かったです。
...
結局陣痛がきてから41時間で無事出産。回旋異常という診断がつきました。我が子は3700gの大きな女の子で手術で出すときも肩が引っかかって出ないと先生たちが奮闘していました。
(あめちゃんさん/36歳 体験談「陣痛がきてから41時間、子宮口1センチ」より)

母体リスクを避けるために、緊急帝王切開へ

出産1ヶ月前の健診で、血圧が急上昇

それが変わったのが出産1か月前の検診です。里帰り出産だったので実家の近くの病院での検診になった時です。血圧が上が190程になっていました。
...
「このまま1か月入院していても血圧が下がらないだろうし、自然分娩でいきむと脳の血管が切れて死にます。よって本日帝王切開で手術します。」と言われて驚きました。なにせ入院しても何の自覚症状も出ていませんでしたので。
そんなこんなでその日のうちに緊急帝王切開で出産になりました。
(キエフさん/28歳 体験談「自覚のなかった妊娠高血圧症候群」より)

胎盤早期剥離でお腹に激痛

妊娠28週5日の朝6時半頃、トイレに行きたくて起きました。
普通にトイレに行って用をたした瞬間にお腹に激痛が走りました。
...
「陣痛が治まらないので今すぐに赤ちゃんを出さないと赤ちゃんもお母さんも命に危険があるので今から緊急帝王切開します。」と言われ不安と恐怖で頭の中が真っ白でした。
...
後日先生からは早産になった経緯を聞きました。
それは”常位胎盤早期剥離”という事でした。
これは赤ちゃんが生まれるよりめた先に胎盤が剥がれてしまう事です。
(りぃちゃんさん/25歳 体験談「切迫流産、切迫早産、早産を乗り越えて」より)

前置胎盤と妊娠高血圧で、これ以上は母体が危険

私は部分前置胎盤と診断されていたので、なるべく安静にし出血しないように気をつけていました。しかし、28週に入った頃に生理1日目くらいの出血があり緊急入院しました。
その際の血圧が150もあり、出血が治っても退院出来ずに管理入院となりました。浮腫も酷くなる一方で、ベッド上安静。入院して1週間が経つ頃には浮腫による体重増加がなんと10kgに!尿蛋白値も通常の30倍にもなってしまい、血圧も130〜150と高いままの状態が続きました。
これ以上は母体が危険だということで緊急帝王切開になりました。それが29週6日の時です。
(月湖さん/43歳 体験談「妊娠高血圧症での早産」より)

出産時に問題が発生し、緊急帝王切開を実施

促進剤を使うもお産が進まず、分娩停止に

促進剤を使い、微弱な陣痛はあるものの本陣痛に繋がらず、1日目は終了。
2日目は、陣痛の痛みが本格的になりましたが、赤ちゃんが下りてきていなく、ただ陣痛の痛みに一日中耐えるだけという状態でした。一時は、2分に1回の間隔で陣痛が来ており、とても辛かったです。この日バルーンを入れましたが、子宮口は0cmでした。
3日目も促進剤を使って痛みに耐えていましたが、午後に陣痛がなくなり、分娩停止の診断を受けました。
帝王切開の可能性については健診時に先生から話がありましたが、まさか本当にそうなるとは思っていなく、軽くパニックになりました。
(あーちゃんさん/22歳 体験談「緊急帝王切開後の経過不良」より)

9ヶ月で破水、逆子もあり緊急帝王切開

9ヶ月で、まさかの破水をしてしまい、そして逆子も直っていなかったので、緊急帝王切開となってしました。
(りあさん/26歳 体験談「逆子の赤ちゃん体験談。」より)

重度の子宮頸管無力症、30週で張りが来て緊急帝王切開へ

それだけのことをしても重度の子宮頸管無力症のため頸管はどんどん短くなり内子宮口も開き、シロッカーの糸だけで保っているという状態になり、その上定期的な張りが来てしまったので30週5日での緊急帝王切開となりました。
(さくらさん/37歳 体験談「最初で最後の切迫早産」より)

双子かつ31週で早産 NICU完備の病院で緊急帝王切開へ

双子を妊娠。28週まではほぼ優良な経緯をたどっていましたが、30週を迎えた際にお腹の痛みを感じ、病院を受診。微弱ではあるが、1分おきにお腹の張りがあり、入院し早産の予防のための治療を開始。なかなかコントロールできず、また入院している病院では34週まで経過しないと出産はできないとのことで、31週2日に母体ごと救急車にてNICU完備の病院に転院。さらに治療を続けるも治療困難で、翌朝緊急で帝王切開が決まりました。
(双子の新米ママさん/30歳 体験談「31週3日での双子出産」より)

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