まさかの緊急帝王切開
私が緊急帝王切開で次女を出産した時の事です。
3年前に長女を出産する際も、切迫早産で2ヵ月入院していました。
2人目も気を付けていましたが、やはり7ヵ月の時に入院する事になりました。
この時も妊婦健診に行った時に緊急入院に。
子宮口をしばる手術を受け、1ヵ月半程度入院しましたが、状態が安定したので退院する事になりました。
そのあとは自宅で安静を心がけ過ごしていました。
臨月に入った頃、長女が熱を出しました。
熱がなかなか下がらず、私も寝不足気味でした。
熱が出て2晩目に長女が急に痙攣を起こし、救急車で病院に運ばれました。
痙攣もすぐにおさまり、たいしたことはありませんでしたが、とてもびっくりしました。
翌日、長女を母親に預け私は妊婦健診に出かけました。
健診を受けていると、先生が胎児の心音が確認できないと言うではありませんか!!
そのまま担架で運ばれ、救急車へ。
大きい病院へ着くと、すぐに緊急帝王切開をして赤ちゃんを出さないと危険だと言われました。
手術となると主人の承諾書が必要らしいのですが、仕事中の主人と連絡がつかないので承諾書はなしで始めますと言われました。
その時、本当に緊急なんだと思い、誰もいなく1人で出産する事をとても心細く感じました。
それからは、あっという間に下半身麻酔、しばらくして赤ちゃんがうまれました。
赤ちゃんはすぐに保育器に入りましたが、特に何の問題もありませんでした。
先生は胎盤が剥がれて赤ちゃんに酸素がいかなくなったのだと思ったらしいのですが、胎盤は剥がれてはいなかったそうです。
前日の長女の痙攣と救急車騒ぎが私の体に影響したみたいです。
妊婦の体は敏感なんですね。
術後は普通分娩よりも傷の痛みがありましたが、痛い場所が違うだけだと思いました。
ドアが開くと、焦って駆けつけた主人が汗だくで立っていました。
私は一言、もぅうまれちゃったよ…。
臨月になっていなくても、健診に行ったまま緊急入院、緊急帝王切開なんて事も珍しくはないみたいですので、いつも心と入院の準備を。