前置胎盤が徐々に改善されました

私は一昨年に妊娠が発覚し、昨年6月に初めての出産をしました。

予想もしてなかった妊娠で、大変驚きましたがとても幸せで、母子手帳をもらいに行った時は、自分が妊娠しているんだと再認識させられ、とてもドキドキワクワクしていました。

まだまだお腹も膨らまないですし胎動もないので、赤ちゃんが順調に育っているのか、毎月の妊婦健診が待ち遠しくて仕方ありませんでした。


そんな中、妊娠14週頃のエコー検査で、「前置胎盤の可能性がある」とお医者さんに言われたのです。胎盤が子宮の出口を半分程塞いでしまっている様で、このままの胎盤の位置だと赤ちゃんが出てこられないので、帝王切開での出産になってしまう。ただ、これからもっともっと子宮が大きくなると、胎盤の位置が上に上がってきてくれるかもしれないので経膣分娩が可能。との事でした。

赤ちゃんの命に別状は無い症状なので安心ですが、特に治療も無く経過観察だけだったので、どうしても心のどこかに引っかかって、妊婦検診の度に胎盤が上がってきてくれる事を祈っていました。


その後とてもゆっくりではありますが、徐々に徐々に胎盤の位置は正常な所まで上がっていき、臨月を迎える頃には子宮の出口に重なっていませんでした。

初めてのお産で、たくさんの不安な事心配な事がある中、前置胎盤であるとゆう1つの不安要素が無くなった事で、少し心が軽くなりました。


いよいよ陣痛がきて出産を迎えました。しかし陣痛が始まって24時間がたっても子宮口が7cmから一向に開かず、陣痛促進剤を使ってもただただ痛みがますだけで赤ちゃんが降りてきてくれません。段々赤ちゃんの心拍も落ちてきて、先生がエコーで確認すると、なんと赤ちゃんの首に臍の緒が巻きついていたのです…

結局このままではいけないと、緊急帝王切開術に切り替え出産となりました。

お産とゆうのは、産まれてきてくれるまで何が起こるのかわからないのだと痛感しましたね…。


首に2周もへその緒をまいていた息子は、今も元気にすくすく成長しています。もう少し大きくなって言葉がわかる様になったら、首に巻いてたのよーってお話してあげたいと思います。