いつもの腹痛!だと思っていたら・・・
2人目を妊娠中の話です。
妊娠週数は17週辺り、私は当時27歳でした。
3月半ばの早朝に動けなくなるほどの激しい腹痛に襲われ、救急車で出産予定の病院に運ばれました。
実はこの1週間ほど前にも腹痛で1日寝込んだことがあったのですが、その時は動けていたし、足の付け根辺りが痛かったので妊娠に伴って子宮が大きくなる痛みだと思っていました。そして、運ばれた日の朝も子宮が大きくなる痛みだと思っていたら、脂汗と冷や汗が一気に出るような激しい痛みに変わっていき、旦那が救急車を呼んでくれました。
病院に到着してからすぐにエコーで痛みの部分を見て原因を調べ始めたのですが、エコーだけでの判断はせずに、最終的にはMRIに入りました。結果は『卵巣嚢腫』と『卵管捻転』!しかも卵巣嚢腫はこの時点でMRIで確認する限りでは10?程に肥大していたそうです。
その後、時間は何時だとか全く分かりませんでしたが、夕方に緊急手術をするとのことで先生と旦那が話しているのが聞こえました。
そして、痛みで悶えている私にも手術の説明。
『嚢腫の状態によっては卵巣その物を摘出。』
卵巣は左右にある事も、どちらかが残っていれば今後の妊娠の可能性は残っている事も知っていました。私は今の痛みから逃れられるなら『どうぞ取ってください!』と答えた事だけは今でも覚えてます。
手術の結果、卵巣は残りました。
そして、嚢腫はやはり10?程に肥大していて更に破裂しかけてたそうです。
加えて卵管は2回転もしていたそうです。
先生からは『これじゃ、痛いはずだ!』と・・・
手術後は2週間の入院生活を過ごし、小走りが出来る位元気に戻りました。
私の場合は上の子がいるので自宅安静が出来ない事が予測されるので入院日数が伸びましたが、通常は1週間ほどで退院できるそうです。
すぐに発見できれば命に関わる病気では無いようです。手術も開腹ではなく、腹腔鏡手術という負担の少ない手術で済む事もあります。なので、痛みの大小関係なくいつもと違う腹痛の症状が発症した時点で掛かりつけのお医者さんに相談する事をお勧めします。