卵巣嚢腫の体験談

誤診から発覚した卵巣嚢腫

高校生の頃から重かった生理痛。毎月毎月重くて辛かったので、それに慣れてなんとも思っていませんでした。学生の頃は生理二日目など辛すぎる日は休み、家で横になることも多かったんですが、社会人となったらそうはいかず、お腹が痛くても無理して働いていました。しかし、生理が始まるとあまりに辛かったので上司に相談したところ、婦人科で検査を受けるように言われました。
それまでただ生理痛が重たいだけだと思っていましたが、近所のクリニックで検査を受けてみると、なんと卵巣癌だと言われ、あまりに驚き大学病院で細かい検査を受けたところ卵巣嚢腫だということがわかりました。すぐに摘出しなければならない大きさより少し小さな嚢腫で、様子を見ようということになり、それからは毎月定期健診を受けながら、痛みの緩和のためにピルを処方してもらい、服薬することになりました。
約3年通院し、その間結婚。妊娠を希望していたので、先生と相談しながらピルをやめ、無事に第一子を妊娠し、出産しましたが、産後の健診で卵巣嚢腫が大きくなってしまっていて摘出する必要があることがわかりました。妊娠を継続しているうちに、一緒に大きくなってしまったとのことでした。再度検査を受け、取り除かねばならないが、緊急性はないとのことで、子どもが一歳になるのを待ち、少し預けやすくなったところで、腹腔鏡手術を受け摘出しました。
摘出をしたからといって、今後できないとは限らないと言われているので、健診は定期的に受け、その後第二子を無事に出産しました。

後輩ママへのアドバイス

生理痛についてや婦人科系の問題は、なかなか話題にもしないし、個人差もあることなのでわからないままやり過ごしてしまうことが多いと思いますが、何か心配なことがあれば病院に相談に行くことをオススメします。

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