小さく産まれても大丈夫！

"娘は、26週　989gで産まれました。

妊娠した時はとにかく嬉しく、主人と喜びました。

検診の度に少しずつ大きくなるのが本当に嬉しくて。

心拍が動いたこと。体がわかり、頭・手・足がはっきりわかったこと。

一つ一つがとても新鮮で、私のお腹の中で順調に育っているんだなって感じた。

妊娠25週0日であった検診の日、少しおりものみたいなのが多くて先生に相談した。

いつもは腹部のエコーだけだったけど、たまたま膣内エコーでみてもらったら

子宮口が3cmも開いていた。

緊急事態で救急車で大学病院に運ばれそのまま入院。

その時は推定800gくらいしかなかったから1日でもお腹の中にいてくれるように

切迫早産でMFICUに入院になった。

はじめはトイレに行くのは良かったんだけど、3日くらいたった当たりから

立つのはダメ。トイレも看護婦さんに頼む。

座るのもあまりダメ。食事は横になって食べる。

毎日診察があるけど車いすで。

点滴、子宮口が開きにくくするのと張り止めと。

副作用で体がすごくだるくて、動く気もおきなくて。

肩に筋肉注射を打った。

痛いって聞いてたけど、冷やして麻痺させて痛くなくしてくれて。

早くは産まれちゃうって言われてて。

でも少しでも長くお腹にいれるようにって

先生も看護婦さんも皆が協力してくれて。

赤ちゃんは1週間ちょっとお腹でがんばってくれた。

週数は短いけど、1kg近くまで頑張って大きくなってくれた。

普通分娩で産めたこと。

産まれたときに小さいか細い声で泣いてくれたこと。

ずっとずっと忘れることのできない出産だった。