低体重で生まれた赤ちゃん 退院時の体重はどれくらいだった?低体重出生児の体験談から

早産や胎児発育不全などで赤ちゃんが低体重で生まれた場合、NICUやGCUに入院になることも。どれぐらいの体重になれば退院できるのか、パパママは気が気でないことでしょう。体重だけが退院の判断材料ではないですが、参考として、低体重で生まれた赤ちゃんがどれぐらいの期間入院し、退院時の体重が何キロだったか、体験談を紹介します。

31週で緊急帝王切開、895gの超低体重 1ヶ月半の入院後、2350gで退院

これはすぐにでも出産して、NICUで診ていったほうが母体にも胎児にも良いという診断が下り、5日後に帝王切開の段取りをとることになりました。しかし、それから3日後の早朝、おしるしのようなものがあり、急遽その日の午前中に帝王切開で出産することになりました。その時点で、31週と1日目でした。結果、出産は無事に終わり、母子ともに危険は避けることができました。しかし、赤ちゃんは895グラムと超低体重出生児となり、即NICU行きでした。
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2000グラムを超えたあたりが退院の目安とのことで、結果的には1ヶ月半の入院生活となり、2350グラムで退院となりました。
(体験談「出産は奇跡の連続です!」より)

妊娠26週、989gの超低体重 4ヶ月後に3.8kgで退院

娘は、妊娠26週 989g 超低体重出生児で産まれました。
早産になった原因はわかりません。
ただ家で測るときは大丈夫だったんだけど、病院で測るといつも
血圧が少し高かったことくらい。
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手術後は順調で、産まれてから4か月後退院。
退院時は3.8kgにも成長してくれた。
但し、酸素の濃度が少し低かったから在宅酸素で。
毎日一緒にいたかったし甘えてくる娘が可愛くて。
(体験談「小さくたって大丈夫!!」より)

28週で破水し1200gで出産 約3ヶ月入院し2000g越えで退院

私は切迫早産で約1週間程入院した後に破水し28週3日、約1200gで出産しました。低体重の未熟児だった為、産まれてすぐに保育器に入りNICU入院となりました。
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約3ヵ月の入院を経て出産予定日前後に退院することができました。
体重も退院するまでに順調に増え、退院時は2000gを超えていました。
(体験談「NICU入院を経験して」より)

29週で緊急帝王切開、1404gの低体重 2ヶ月半の入院後、3010gで退院

出産時は29週5日、緊急帝王切開でした。
体重は1404gと超低体重児でした。
早産のきっかけは子宮頚管が短く入院生活をしていたのですが、子宮頚管部分に赤ちゃんの足が出てきてしまい破水の危険があったので緊急帝王切開にて出産しました。
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NICU退院前検査で脳質空質白質軟化症という脳障害がある事が判明し、退院する日が伸びました。
NICUに入っていた時にら症状は修正生後6ヵ月以降に足等に障害が出るというものでした。
診断後は小児リハビリの先生に退院後の自宅でのリハビリの仕方を教わりました。
退院時は3010gで症状も出てないのでそのまま退院することになりました。
(体験談「2ヵ月半のNICU入院」より)

妊娠高血圧、32週で緊急帝王切開、1456g 40日で2000gを超えて退院

血圧の方も段々と高くなり、とうとう160を超え、下がらず緊急帝王切開をする事になりました。
入院すること約3週間。32週2日目の事でした。
勿論子供は低体重出生児で、1600gと予測された体重とは程遠い1456gで生まれてきました。
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びっくりするぐらい順調に成長した娘は40日で2000gを超え、特にトラブルもなく退院しました。
(体験談「ちっちゃくても大きな生命力」より)

35週に妊娠中毒症で帝王切開、1520g 40日弱で2600gで退院

結局妊娠中毒症の発覚で帝王切開になりましたが、無事出産できて本当に良かったです。赤ちゃんがお腹の中でちっとも大きくならないこと、妊娠糖尿病での血糖値管理が大変なことから途中から私は自力での出産だとか自然分娩なんて全く期待してませんでした。お腹にいた時の方が不安は大きかったです。
一旦出産してしまえば小さいながらも順調に大きくなってくれました。たった1520gしかなく、3週間NICUでの保育器に入っていました。
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生後40日弱で退院でき、2600gまで体重は増えていました。
(体験談「1520gの赤ちゃん、35週で帝王切開」より)

35週で破水し2152gで出産 8日目に2300gで退院許可

臨月を前に陣痛のような痛みに襲われて、切迫早産の診断を受けて入院をしていました。しかし破水してしまったので点滴を取り普通分娩に挑みました。35週と6日、1ヶ月早い誕生でした。
赤ちゃんは2152gで元気な産声をあげて生まれカンガルーケアではおっぱいも飲んでいました。しかし低体重である事からNICUに入りました。
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8日目の朝の診察で退院の許可がやっと出ました。体重は2300gですが意外と他の赤ちゃんと見た目は変わらなかったと思います。
(体験談「NICUでよかった!」より)

胎盤剥離しかけで33週、2000g弱で出産 1ヶ月NICUに入院し2500g越えへ

搬送された際、お腹の子が元気ならば、誘発しての出産も視野に入っていたのですが、胎盤剥離しかかっているとのことで緊急帝王切開になりました。
子供は2000g弱で生まれました。
3時間程経ち、黄疸が見られたためNICUへ。
手術の痛みもあり、なかなか授乳にもいけず、母乳もほとんど出ず終いで私だけ退院しました。
子供は黄疸も治り、酸素、経管チューブも抜けGCUへ。
2500gまで増えないと退院できないとのことで、1ヶ月近く入院していました。
(体験談「妊娠高血圧+ヘルプ症候群なりかけ」より)

39週で出産するも、2160g 血糖値が不安定なのもあり2週間入院、退院時は2300g

39週3日。
決して早い週数ではありません。
むしろいつ産まれても大丈夫な週数です。
検診時のエコーでは緩やかではあるけれど、2800g程度はあるでしょう、と言われていました。
経膣分娩で最後吸引の力を借りたものの、出産の過程も出血量も異常無し。産声もすみませんすみませんと謝りたくなる位力強い。
しかし生まれてきた娘は2160g。
何で?
頭が真っ白になりました。
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ですが妊娠糖尿病の影響からか血糖値が安定しない、小さく産まれたために自力で哺乳瓶を吸えるまで入院する事になりました。
休まずブドウ糖の点滴、感染の値を下げる点滴を両手に打たれていました。
初めて母乳をあげたのは出産から3日後。
手足は細く頼りなく泣いていたわりにはしっかり、痛い位の哺乳力を発揮してくれました。
病院のスタッフの皆さんのお陰で2週間程で退院。体重は約2300g。
(体験談「マイペースベイビー!」より)

35週2日、2200gで出産 NICUに入り、3週間後2500gで退院

私は、妊娠35週2日に妊娠高血圧症候群のため、緊急帝王切開で長男を出産しました。長男は早産ということもあり、2,200gと低体重のため同病院のNICUに入院することとなりました。
早産のため、栄養の摂取する力があまりなかったため、鼻から胃までチューブを通し、そこから口から摂取できなかった分を補っていました。それに加えて、低体温と低血糖の症状もあったため、体温が安定するまで、長男の場合は1週間保育器で過ごし、それと同時に2,3日はブドウ糖の点滴もおこなっていました。長男は、日に日に元気になり、保育器をでた翌日に自分で手にはめていたミトンを外し、胃に傷をつけることなくチューブを引っこ抜いてしまいました。それからは、自分の力でミルクや母乳をゴクゴクと飲めるようになり、体重2,500gを超えたため約3週間でNICUを退院することができました。
(体験談「NICUでの入院について」より)

35週で2200gと2350gの双子 3週間後に2人とも2300gをクリアし退院

私は35週と3日で2200gと2350gの男児双子を出産しました。
34週で切迫早産と診断され、双子ということもあり早めのお産となったため2人とも低体重児でした。
個人医院での出産だったのですが、出産時に多量の羊水を飲み込んでしまったためこどもたちだけNICUのある大きな病院へ転院することになりました。
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お世話になった病院は2300gが退院の条件だったので、3週間後に2人とも体重をクリアし退院することができました。
(体験談「双子出産後のNICU体験談」より)

36週2300gで出産 呼吸の心配があり1ヶ月入院、退院時は3000g越え

初めての妊娠、出産になりました。出産時の週数は36週1日で赤ちゃんの体重は2300gでした。早産になってしまった経緯は、立ち仕事を頑張りすぎ、妊娠7ケ月頃からお腹が張るようになり少量の出血があったので、自宅安静と張り止めの服用をしていました。
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NICUの入院は早産で呼吸や哺乳が上手にできなかったため、落ち着くまで入院することになりました。低体重が直接の原因ではなく、次の日には母子同室ができると聞いていましたが、結局呼吸の心配があり退院したのは1ケ月以上経ってからでした。
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退院時は出産予定日を過ぎていて、体重も3000gを越えていました。呼吸もほとんど心配ないということで、1日息子の付き添い入院をしてから退院となりました。
(体験談「予定日1ケ月前出産!」より)