ちっちゃくても大きな生命力
28週6日目で高血圧症候群と診断され、検診からそのまま緊急入院となりました。
3日後、検査の結果…重度と判断され、大学病院へと転院を余儀なくされました。
それから入院の間、毎日体重が1kgずつ増えていき、最終的に妊娠発覚時から17kg増えていました。
血圧の方も段々と高くなり、とうとう160を超え、下がらず緊急帝王切開をする事になりました。
入院すること約3週間。32週2日目の事でした。
勿論子供は低体重出生児で、1600gと予測された体重とは程遠い1456gで生まれてきました。
しかしながら、我が娘はその小さい体でビックリするぐらいの大声で泣き、顔を見せてくれた後、NICUへと移動していきました。
出産の翌日、改めての娘との対面では余りの小ささに驚き泣いてしまいました。
けれど、幸いな事に体が小さいだけで、障がいが出たわけでもなく、体が弱いわけでもなく、元気いっぱいでほっとしました。
最初は自発呼吸が出来ないと言うことで酸素マスクをしていましたが、特に病気がなかったので治療と言うよりは体が安定する体重になるまで入院管理という感じでした。
少しずつ飲む量が増えていくのが嬉しくて、増えては褒めていました。
びっくりするぐらい順調に成長した娘は40日で2000gを超え、特にトラブルもなく退院しました。
低体重と言っても、本当に出産の時期によって様々です。
娘の隣のベッドの子は、500g台で生まれて頑張って1200g台まで成長していました。
双子故に低体重になってる子もいました。
どの子も精一杯頑張っていました。
しかし、退院した後は正期産の子と何も変わらないと思います。
NICUに入ると面会時間の関係で授乳の練習に限りがあります。
病院の方針にもよるでしょうが、哺乳瓶慣れする子が多いと思います。
なので、母乳希望の場合は長期的な助産院の通院の覚悟をされた方が良いと思います。
もしくは子供が泣き喚こうとも屈せずにおっぱいをくわえさせる根性があるか。
私は経済的にも助産院は無理で、娘の泣く姿に負けて搾乳の道を選びました。