低出生体重児(未熟児)の出産の体験談

マイペースベイビー!

39週3日。


決して早い週数ではありません。

むしろいつ産まれても大丈夫な週数です。

検診時のエコーでは緩やかではあるけれど、2800g程度はあるでしょう、と言われていました。

経膣分娩で最後吸引の力を借りたものの、出産の過程も出血量も異常無し。産声もすみませんすみませんと謝りたくなる位力強い。

しかし生まれてきた娘は2160g。

何で?

頭が真っ白になりました。

出産前、妊娠糖尿病と診断されていて、毎食前、食後2時間後の血糖値を測っていました。

詳しくは割愛しますが、食後2時間後の血糖値は120未満を維持するよう指導をされていました。勿論、食事制限も。

出産は個人医院でしたので健診の度に「食べてますか?」と尋ねられました。

食べているつもりでした。

しかし数値を気にしすぎて無意識の内に食事の量を減らしてしまっていたようです。

妊娠糖尿病が原因なのかははっきりしませんが、産まれても問題ない体重だと言われているにも関わらず、低体重出生児…。併せて低血糖を起こしていたため初乳を飲ませてあげる間もなくNICUのある病院へと娘は搬送されて行きました。

幸い新生児黄疸も安定してピーピー泣いていたらしく保育器は1日で卒業。

ですが妊娠糖尿病の影響からか血糖値が安定しない、小さく産まれたために自力で哺乳瓶を吸えるまで入院する事になりました。

休まずブドウ糖の点滴、感染の値を下げる点滴を両手に打たれていました。

初めて母乳をあげたのは出産から3日後。

手足は細く頼りなく泣いていたわりにはしっかり、痛い位の哺乳力を発揮してくれました。

病院のスタッフの皆さんのお陰で2週間程で退院。体重は約2300g。

一ヶ月健診では約2800gまで増えてくれました。

後輩ママへのアドバイス

小さく産まれた赤ちゃん、場合によっては何ヶ月も保育器から出られず体からは沢山の管。手足も折れそうに細く、元気に産んであげられなかったとご自分を責めるお母さんも多いと思います。私もその1人です。

実は、私自身も低体重出生児でした。

母も恐らくは自分を責めたでしょう。

娘と私、低体重コンビと銘打って、母子手帳を開いてどっちが成長の伸びが良いか競っています(笑)

助産師さんからも「小さく産まれてもいつの間にか成長は追い付いてくる。マイペースで良いのよ」と言われました。

小さい体に大きな生命力を秘めた強い子どもたち。ちょっとだけママにイタズラをしたんです。大きく育ててみせて、って。

小児科、産科の先生と情報を共有し、大きく育て上げましょう!

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