出産は奇跡の連続です!
25週目に入った頃から、その週数にしては小さめですね、とのことで、里帰り先の個人の産院から大学病院へ招待状を出されました。まだ仕事をしていた都合もあり、29週に入った頃、ようやく大学病院にかかりました。すると、そこで「これはすぐにでも入院が必要です」とのことで、3日後には入院生活が始まりました。初めは、安静入院と言われていましたが、1日、2日とモニターで胎児の様子を診ていく中で、これはすぐにでも出産して、NICUで診ていったほうが母体にも胎児にも良いという診断が下り、5日後に帝王切開の段取りをとることになりました。しかし、それから3日後の早朝、おしるしのようなものがあり、急遽その日の午前中に帝王切開で出産することになりました。その時点で、31週と1日目でした。結果、出産は無事に終わり、母子ともに危険は避けることができました。しかし、赤ちゃんは895グラムと超低体重出生児となり、即NICU行きでした。出産後、1週間で私は退院しましたが、それからは毎日自宅で3時間おきに搾乳し、母乳を冷凍保存し病院へ運ぶ生活が始まりました。NICU内では生後10日目くらいから沐浴をしたり、母乳を直接授乳したり、出産後の経過は非常に順調でした。大きな病院でもありましたので、次から次に赤ちゃんがNICUに運ばれてくるので、順調な赤ちゃんからGCUへと移動になり、我が子ももれなくその対象となりました。2000グラムを超えたあたりが退院の目安とのことで、結果的には1ヶ月半の入院生活となり、2350グラムで退院となりました。その間、赤ちゃんには何も異常はなく、すくすくと大きくなりした。2ヶ月早い早産となったのも、子宮内胎児発育不全とされ、母体や胎児に問題があったわけではなく、原因という原因は見つからないままでした。
仕事をしながらの妊婦生活でした。多少お腹が張るなぁ〜と感じたこともあったのですが、仕事もあるし、何せ初産だったので、その程度のお腹の張りであれば耐えられるし、危険なものとの認識がまるでなかったので、そのあたりが早産の原因だったのかもしれません。少しの変化もそのままにせず、自己判断ではなく産院にしっかり確認することが大切だと思います。