NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談

NICUでよかった!

臨月を前に陣痛のような痛みに襲われて、切迫早産の診断を受けて入院をしていました。しかし破水してしまったので点滴を取り普通分娩に挑みました。35週と6日、1ヶ月早い誕生でした。


赤ちゃんは2152gで元気な産声をあげて生まれカンガルーケアではおっぱいも飲んでいました。しかし低体重である事からNICUに入りました。初日は保育器の中で体温調節してもらいながらでしたが、泣き声がとっても元気だと言ってもらえ、希望すれば抱っこもできる状態でした。

同じフロアですが私は産婦人科のベッドに、赤ちゃんは小児科のNICUに入院という形でした。私の希望で、おっぱいで泣いたら呼び出してもらう事にしたので昼夜問わず頻繁に自分の病棟とNICUを往復していました。同時に自分の病室では定期的に搾乳し、看護士さんがNICUに届けてくれて、赤ちゃんに飲ませてくれてたようです。搾乳して、授乳しに行って、授乳もまだうまくできないので30分ほど格闘して…睡眠不足で結構疲れていたのを覚えています。

私の赤ちゃんがNICUに入ってるときは他の赤ちゃんが少なかったので授乳の仕方やおむつ替え、赤ちゃんの事など沢山看護師さんに教えてもらいました。授乳も手取り足とり教えてもらい、その後の母乳育児継続に大変役立ち、NICUで見てもらってよかったなと思うほどでした。

NICU入院中は搾乳&授乳、たまに抱っこしに行ったりと病棟を往復する、過ごし方をしていました。

初日の診察で心室中隔欠損と言われたのですが赤ちゃんにはよくあることだし成長と共に治る場合が多いとのことだったので、2ヶ月後の診察まで特別何もなく、結果1年後の診察まで様子を見ることになりました。

3日目には保育器から出て、コットの中にいました。体温調節に問題がないとの診断が出たからでした。NICUに入院してる割りには元気な様子だったと思います。

5日目にはNICUが他の赤ちゃんで混雑してしまい、元気だった我が子は突然NICUを卒業し、いきなり母子同室となりました。

赤ちゃんが泣いたらおむつ替え&おっぱい、加えて体重を増やすために3時間おきに搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませていたのですがこれがなかなか大変でした。それにおっぱいの時間と搾乳時間が次々やってきてまともに寝られなかったです。

6日目の朝、小児科による診察で退院できそうな雰囲気はあったのですが、今度は黄疸が出てしまい、1日光線治療を行う事になりました。背中全体に光が当たるようになってるコットで寝かされるかたちだったので目隠しなどは特になかったです。沢山母乳を飲ませて沢山排出させましょうとの指導でした。

8日目の朝の診察で退院の許可がやっと出ました。体重は2300gですが意外と他の赤ちゃんと見た目は変わらなかったと思います。家に戻ってからは搾乳&授乳リズムはそのままで行い、退院2週間後の母乳外来で搾乳を減らし1ヶ月健診で完母となりました。

普通の母子同室とは異なる流れでしたが、元気に退院出来たので良い体験だったと思います

後輩ママへのアドバイス

出産直後で身体は辛いし睡眠不足だし入院中が一番大変だったと思います。

自分と赤ちゃんのリズムを大切にしてマイペースに育児するといいと思います。

また助産師さんや看護士さんに思いっきり頼って、気持ちの面でも楽になるのも大事だと思います。

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