NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談

予定日1ケ月前出産!

初めての妊娠、出産になりました。出産時の週数は36週1日で赤ちゃんの体重は2300gでした。早産になってしまった経緯は、立ち仕事を頑張りすぎ、妊娠7ケ月頃からお腹が張るようになり少量の出血があったので、自宅安静と張り止めの服用をしていました。36週0日の検診時の子宮頚管の長さは3.4センチあり推定体重は2600gで、その日から張り止めを服用しなくてよくなり、次の日に早産という形で産まれてしまいました。推定体重は本当に推定であり、300gも少なく産まれていました。NICUの入院は早産で呼吸や哺乳が上手にできなかったため、落ち着くまで入院することになりました。低体重が直接の原因ではなく、次の日には母子同室ができると聞いていましたが、結局呼吸の心配があり退院したのは1ケ月以上経ってからでした。NICUでの治療内容はモニターをみながら哺乳時の呼吸の経過観察でした。呼吸が低下した際には適切な処置を行っている様子でした。呼吸が上手になることは赤ちゃん次第なので気長に待つしかありませんでしたが、出産予定日に近づくにつれて呼吸がだんだんと落ち着いていくことが分かりました。毎日1回夫と病院に通いました。3時間おきに搾乳した冷凍母乳をたくさん持っていき、息子と授乳の特訓をしたり、お風呂に入れたりしていました。息子に会う時間は長くても1時間程度で、病院を出ることがとても辛く寂しかったことを覚えています。毎日会いに行くのが待ちきれませんでした。退院時は出産予定日を過ぎていて、体重も3000gを越えていました。呼吸もほとんど心配ないということで、1日息子の付き添い入院をしてから退院となりました。退院できると知った時や初めて1日一緒に過ごした時は嬉しくて涙が止まりませんでした。また、仕事を頑張り過ぎたために、息子に大変な想いをさせてしまい親として情けなくなりました。無事に成長してくれた息子の強さに感謝しています。

後輩ママへのアドバイス

NICUで働く看護師さんに不安なことや聞きたいことを何でも話すことが大切です。1日の子どもの詳しい様子を聞くことはもちろんのこと、今後のお世話のことや退院の目安等、どんどん聞いてみると不安な気持ちも解消されていきます。また、看護師さん達は子どもを今まで以上にしっかり見てくれるようになります。

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