神様ありがとう。
私自身が、へその緒が首に巻きついて生まれてきた子供でした。
母からは、呼吸があと1秒でも遅ければ危なかったと当時言われたと聞いていました。
その為、35週の検診の時にへその緒が巻いていると聞いてものすごく不安になりました。
医師が、エコーで血流などを見てくれ、ちゃんと栄養は送れているから心配しないでと、優しい言葉をかけてくれました。
私の不安が赤ちゃんにも伝わってしまうと言われ、気にはなるけど気にしないようにして、毎日色々話しかけて、お腹を叩いたら返ってくる胎動で不安を消していました。
出産は、初めての子供ということもあり、主人も立会いを希望し、へその緒を主人が切ることになっていました。
大き目の体に巻きついたへその緒、そして産道の脂肪、それはなかなかの難産でしたが、娘の鼓動はしっかりしていて、その音を励みに頑張りました。
長時間に及んだ出産で、私は本当に疲れていたのですが、助産師さんの「赤ちゃん出たよー」という言葉は、しっかりと聞こえましたが、どんなに待っても、赤ちゃんの産声は聞こえてきませんでした。
それよりも先に、「ご主人は外で待っていてください」という言葉が聞こえ、私の頭の中は最悪のパターンでいっぱいになり、涙が止まらなくなりました。
会陰切開の縫合の途中で、奥の処置室から小さい泣き声が聞こえ、それが娘の声だと聞いたときには本当に神に感謝しました。
出産当日は、一度だけ分娩室で会えただけで、その後は保育器に入っていたので授乳などは翌日からになりましたが、へその緒が巻きついていたことによる異変などはありませんでした。
ママが不安になると、赤ちゃんにも伝わってしまうので、赤ちゃんが生まれた後のことを想像したりして、楽しく過ごしてください。
少しでも不安があるのなら、受診したりかかりつけの産婦人科に電話で問い合わせてみるといいかと思います。