低出生体重児(未熟児)の発育・発達の体験談

低出生体重児(未熟児)の発育・発達について

生後55日でGCUより退院し、それから1ヶ月ごとに検診+シナジス注射を受けに通院しました。シナジス注射とは、低出生体重児はRSウィルスに感染すると重症化することで致死率が高いということで、生後半年間は毎月接種する形となりました。
退院後、自宅で過ごしましたが身体の機能や発達には何も異常がなかったため、体重増加も問題なく、授乳もスムーズに行えるようになっていきました。ただ排泄をする力が非力だったため、よく便秘にはなっていました。なので、肛門を綿棒で刺激して排便を促す作業は2.3日に1回行っていました。しかしそれも授乳の量が増え、月齢が進むにつれ徐々に自力で排便できるようになり、退院後2ヶ月ほどでサポートはほとんど必要がなくなりました。
生後約3ヶ月で3.370グラム。成長曲線の1番下ですが、曲線内に差し掛かるくらいまで体重も増え、身長も47.9センチと順調に伸びました。その後、4ヶ月で4.160グラム、51.5センチになりましたが、5ヶ月目からは身長体重ともに成長曲線から外れるようになっていきましたが、首は完全にすわりました。離乳食は8ヶ月で始め、順調に進みました。その後寝返りは9ヶ月でマスターし、同じ頃、乳歯も生え始めました。1人でおすわりは11ヶ月に入った頃でした。11ヶ月の頃には体重は6.310グラムまで増えて、10ヶ月検診時にも大きな心配はなくなっていました。つかまり立ちは1歳2ヶ月。つたい歩きは1歳3ヶ月。1人であんよは1歳5ヶ月でした。早い赤ちゃんでは10ヶ月頃に歩き始めると聞きましたが、1歳5ヶ月でも全然問題なく、むしろ小さく生まれたにも関わらず、この時点でしっかり歩けるようになり、本当に順調に進んでいました。言葉も発達も順調で、1歳半で「おいちー」などは言えるようになっていました。

後輩ママへのアドバイス

小さく生まれた赤ちゃん。それだけでも心配ですが、その後病気がないか、発育発達に問題はないか、他の赤ちゃんと比べてしまったりもありました。それでも我が子は小さいながらもしっかり生きて、いつも私たちに笑顔を与えてくれました。現在の医療では未熟児で生まれても、しっかりケアしてもらえます。ただ漠然と不安になるよりも、その子に沿ったケアをし、成長を見守ってあげてくださいね。

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