回旋異常の体験談

2日間の長丁場で緊急帝王切開

はじめてのお産でした。
私の血糖値が高く、妊娠中はインシュリンを打ってました。
赤ちゃんはずっと標準くらいで推移していたのですが、臨月に入ってからぐんぐん大きくなり始めたので、計画分娩で一週間早めに入院しました。推定体重は3400グラムでした。
朝9時から促進剤を投与して、お昼くらいから弱い陣痛が来はじめましたが本陣痛に至らず、MAXの量まであげて、17時でいったん終了。
19時くらいから、だんだん陣痛間隔が狭くなり、夜中の0時近くに子宮口が全開していざ分娩室に運ばれました。
陣痛のたびにいきんでもまったく進む気配がないと言われ、次第に陣痛間隔が5分おきくらいになってしまい、けっきょく一晩低迷状態でひたすら陣痛に耐えました。

翌朝、9時から促進剤を投与すると、今度は胎児の心拍が落ちると言われたことと、回旋異常だから赤ちゃんが降りてくる過程で戻ったら鉗子分娩にしましょうと言われ、ゆっくり降りてくるのをまたひたすら待つことになりました。
お昼くらいに降りては来たものの、鉗子でうまく回せる位置にはならなかったため、14時くらいに緊急帝王切開という判断が下りました。

一番辛かったのは、何度も何度も出産方法の検討のために入れ替り立ち替りいろんな医師に内診をされたことでした。
痛みと恐怖で大声で叫び、パニックになってしまっていたようです。

帝王切開はスムーズに終わり、産声を聞いた瞬間にすべて吹っ飛びましたが、もう今度は陣痛に耐える自信がないと思ってしまうほど辛かったです…。
助産師さんに「回旋異常の陣痛は痛いのによく一晩耐えたね」と言われて、そんなに苦しいものだったのかとはじめて知りました。

後輩ママへのアドバイス

出産には何が起こるかわかりません。わたしは、年齢や体調のこともあってはじめから大学病院にお世話になってました。いろんな先生方に的確な判断をしていただいたからこそ元気に産めたのだとも思いますので、大学病院にして良かったです。
あと、ずっとそばにいてくれた主人にも本当に感謝しています。一人では心が折れていたかもしれません…

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