無痛分娩のリスクや不安点と実際の体験談

無痛分娩時の髄液漏れによる頭痛

出産前に、これから出産を控える母親に向けてのクラスが設けられ、そこで無痛分娩についての説明がありました。

その時の説明では、子宮口が4cmから6cmくらいになってから麻酔を行うこと、麻酔を打つ時の姿勢などの説明とともに、稀に髄液漏れによる頭痛が起こるリスクも説明されました。説明ではこの髄液漏れが起こることは少ないとのことで、起きたとしても処置をすることによって殆んどの場合は治るとのことでした。その時は、起こる確率が少ないなら大丈夫だろうと勝手に思っていました。

実際に自分の出産時期になって、破水から始まり、陣痛促進剤を打って間もなく陣痛が強くて痛みに耐えられなかったため、無痛分娩の麻酔をしてもらいました。無痛分娩の麻酔をすれば楽になると思っていたのですが、右半身のみしか麻酔が効かず、麻酔を強くしても右半身の麻酔が強くなるのみで、左半身は全く効かず、普通に陣痛の痛みはガンガン来ていました。

その後、子宮口が開かないためそのまま帝王切開となり、術後は陣痛の疲れもあり少しの間寝ていました。少し休んだ後に、体を起こしてみると偏頭痛を強くしたような頭痛があり、しばらく休んでもその頭痛が治まらないためお医者さんに伝えたところ、髄液漏れによる頭痛とのことで、ブラッドパッチという処置を勧められました。これは、自分の血液を抜き、麻酔を刺した場所からその血を入れることによって漏れた髄液を塞ぐ処置との説明がありました。

最初は自然に治ることを希望しましたが、このままでは赤ちゃんのお世話も出来ないよと言われ、処置を受けることにしました。

処置をしてから30分ほど横になって休んだあと、体を起こしてみると頭痛は治まっていました。

あのものすごい頭痛から開放されたので、この処置をして良かったです。

後輩ママへのアドバイス

無痛分娩は、麻酔がちゃんと効けば痛みのストレスもなくとてもお勧めです。ですが、私のように効かない場合もあるということを理解し、また事前の説明をよく聞いてそのリスクも踏まえた上で決めることをお勧めします。

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