またアメリカで出産したいです

アメリカで、妊娠、出産しました。
海外での出産は、言葉や文化の違い等で不安なことも多かったし、友人にも「日本で産んだ方が安心だよ」と言われていました。
しかし私は、アメリカで出産出来て本当に良かったと思っています。

移民の国アメリカ。だからか、出産で関わった全ての人が、外国人に対してとても寛容で、フレンドリーに接してくれました。（国によっては差別されるところもあるみたいです）それが私にとっては一番心強かったです。
採血の時、貧血にならないか不安だと言うと、「ハンバーガー食べればいいのよ！ハハハー！」といったアメリカンジョークも普通に飛び交っていました。日本にはない病院の雰囲気に最初は圧倒されましたが、私にはこの雰囲気が合っていたし、変に不安になることもありませんでした。
英語は得意ではなかったけれど、遠慮なく喋れる雰囲気も作ってくれました。

出産は難産だったのですが、どのナースさん、ドクターさんも、頑張ろうと思える言葉を何度もかけてくれました。手を握って勇気づけてくれるナースさんもいました。陣痛は本当に辛かったけど、心が折れなかったのは、この人達のおかげでした。
因みに私は、出産は自然分娩と決めていたので、途中何度か無痛分娩を勧められましたが、NOを突き通して、自然分娩で出産しました。

また、アメリカ（おそらくどの病院も）は、出産後、すぐに母と子にタグが付けられ、入院中赤ちゃんか母親どちらかが病院を出ると、セキュリティのアラームが鳴ります。赤ちゃんの連れ去り防止の為だそうです。その他にも、病院に入る際に不審人物ではないかのチェックがあったりと、日本に比べてセキュリティが徹底されていました。

唯一残念だったのは、病院食と、入院日数です。私の病院は、出産から48時間後に退院でした。

しかし、それを除けば私にとっては、大満足の出産でした。