2度精液検査したが、無精子症だった
夫婦で初めて不妊科へ行き、最初に検査したのが精液検査。プリンカップのような容器をもらい、自宅で精子を採取。私が通った病院は、院内で採取はしない。次の検診の日の朝、自宅で取るので大変そう。無事取れて、タオルにくるみ病院へ(人肌位の温度が良いそう)。健診の順番がくる間に結果を調べてくれる。ドキドキの検査結果。男の先生で一言『旦那さん精子ないよ』って。私も夫もまさかの結果に茫然。『ないって、どの程度ないの?』。少ないとかではなく、「無い」とのこと。体調や緊張で今回ないだけかもしれないから、もう一度検査してみてと言われ、一週間後再検査。この日も朝一で採取し、病院へ。結果やはり精子はなかった。同病院内の泌尿器科を紹介され、そのまま泌尿器科を受診。ホルモンと染色検査をするが、異常ない。精巣内に精子があるかないかは、切って調べないとわからないので、翌月手術することに。日帰り手術不可の病院だったので、前日入院で、手術当日帰宅の1泊入院。精巣の中には精子があった!この精子を凍結して顕微受精に使えればよいが、私の病院では精子の凍結はやっていなかったので、私の採卵に合わせて、再度精子を採取することに。採卵日の前日に夫は入院し、採卵日に精巣から精子を取り、顕微受精へ。
夫の無精子症の原因を泌尿器科の先生に聞いたが、不明とのこと。可能性としては、睾丸が左は小さく右が上の方にあるのが原因かもとのこと。閉塞性無精子症ではなかった。
人工受精・体外受精が無理なので、いきなり顕微受精になってしまったが、手段があるだけ良いと前向きに考えるようにした。不妊治療は女性に負担が大きくかかるが、夫も大変な思いをしたので、私の治療がつらくても、夫も頑張ったと思って自分も頑張れた。
無精子症といっても、閉塞性や非閉塞性など、原因はいろいろあるみたいです。泌尿器科を受診し、きちんとみてもらうと良いと思います。夫に何かしらの原因がある場合、夫婦一緒に治療に取り組む意識ができるとおもいます。