不育症の体験談
喜びもつかの間、心音が聞こえない
結婚して3年、なかなか子供を授かることが出来ないので、上手だという噂の地元の総合病院に行ってみました。
それから2〜3周期しか経っていないのに、タイミング法で妊娠反応が陽性になりました。妊娠を心待ちにしていたので、1日生理が遅れただけでテストしました。この時まだ5週目でした。正直、不妊・不育症なんぞは他人事とどしか捉えていなかったので、妊娠したら後は出産まで何の苦労もいらないと思っていました。しかし…。
妊娠反応が陽性になり、喜び勇んで診察してもらいました。帰りには『母子手帳』を交付してもらい、今晩にはだんなに報告出来ると想像を膨らませて、内心はしゃいでいました。ですが、Dr.から掛けられた言葉は『おめでとうございます』ではなく『胎児の心拍が弱いねぇ…』でした。どういうことか聞いてみたら『普通の心拍数の半分しかない』とのことでした。それから、家事は一切せず安静を保ち1週間後再度受診しました。心拍をもうありませんでした。稽留流産、胎児がお腹の中で死んでしまう流産の認識もないまま哀しみしかありませんでした。妊娠8週間にして命は消えました。
その後、3度妊娠したものの同じように稽留流産となり、1度も母子手帳を交付してもらったことはありません。
後輩ママへのアドバイス
何事も他人事だと思わず、自分もそうなのでは?と、まず疑って、検査なり治療なりをキチンと行われたほうがいいと思います。
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