新型出生前診断の体験談

新型出生前診断を受けた時のこと

出生前診断を受けることは、妊娠が分かった時から決めていました。高齢出産なのでどうしても染色体異常、特にダウン症のことが気になったからです。何よりも1人目の娘の事を考え、そして自分たち夫婦の事を考えました。主人に相談したところ賛成。もし染色体異常が分かったらどうするかまで話し合いました。そして、新型出生前診断と羊水検査、どちらにするか?羊水検査は流産などの若干のリスクはあるけど、検査できる項目が多いし費用も相応。新型出生前診断は血液検査だから体の負担は軽いけど、3種類の染色体異常しか判断できないし、陽性になった場合は結局羊水検査が必要になるし、とても人気があってなかなか予約が取れないみたいだし、何より費用が高い…とかなり悩みました。妊娠11週の検診の時、受診していた産婦人科では出生前診断は行っていないことから、総合病院を紹介・予約して頂きました。妊娠13週の時に主人と2人でカウンセリングを受けましたが、年齢別の先天性の障害や染色体異常の発生する割合やその症例、新型出生前診断と羊水検査のメリット・デメリットなどの説明がありました。結果として、新型出生前診断を受けることにしました。決め手は、やはり体への負担と流産などのリスクが無いこと、そしてカウンセリングを受けて知ったことですが、先天性の障害は生まれてからしか判明できないものが圧倒的に多いということです。勿論、羊水検査をすれば多くのことが分かりますが、それでも発達障害や多くの身体的障害までは分かりません。もしかしたら生まれてから発症する障害や病気だってあります。それでも最小限のリスクの範囲で今分かることは知りたい、そんな思いから決めた結果でした。初回カウンセリング後すぐに血液検査をし、2週間後には結果が分かりました。結果は陰性。ほんの10分程で診察室を出ましたが、その瞬間安心して涙が出ました。

後輩ママへのアドバイス

高齢出産なら出生前診断について一度は夫婦で話し合ってみてもいいと思います。賛否両論あるのは当然、夫婦で意見が違うかもしれませんが、命と障害について深く考えることができるからです。

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