前置胎盤の体験談

全前置胎盤でハイリスクでした。

24週の時に前置胎盤の中でも1番確率の低い全前置胎盤であると診断され、おそらく子宮が今後大きくなってもずれることはないということで大学病院での帝王切開となりました。大量出血が想定されるとの事で、自己血輸血を採るためと、万が一出血や陣痛が来て緊急手術になってしまうことを避ける為に、37週になる一ヶ月前から管理入院となりました。
治療する術はなく、とにかく37週まで出血や陣痛が来ないことをただただ祈るばかりでした。
胎児の発育不全や、出産時私自身が死ぬリスク、そして胎盤が癒着して出血が止まらない場合子宮全摘出の可能性がある事も説明されました。本当に不安でした。
結婚して8年、長い不妊治療の末授かったのに、なんでまたこんなリスクをおわなければいけないのだろうとすごく落ち込みました。ですが、ある助産師さんのブログで、「前置胎盤は赤ちゃんが子宮から落ちないように必死にしがみついた証。パパとママに会うために頑張った証拠なんだ。」と書いてあるのを見て、とても気持ちが前向きになりしっかりと向き合うことが出来たと思います。そのおかげか、37週まで出血も一度もなく、赤ちゃんも問題なく大きく育ってくれ、無事出産することが出来ました。2人目を切望していたこともあり、本来なら子宮の上部分を切らなければ行けない所を、腕のいい先生達のおかげで通常の帝王切開の位置で切っていただき、産後検診で次の妊娠も問題なくOKという結果になりました。
胎盤も癒着は全くなく、2.6ℓの出血があったものの、2回分の自己血のみで大丈夫でした。
血圧が何度も下がり吐き気が酷く何度も気が遠のきそうで辛い出産でしたが、初めて赤ちゃんを目にした瞬間は本当に幸せでした。

後輩ママへのアドバイス

全前置胎盤はかなり大変なお産にはなりますが、前向きな気持ちさえあれば必ずいい方向に未来は変わると思います!全前置胎盤は赤ちゃんが頑張って必死にしがみついた証!どうかどうか前向きにお産にのぞんでいただきたいです。

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