早産 28週での出産の体験談

まさか私が早産になるなんて。

3人目の妊娠で早産になりました。上の子達は妊娠中も出産も順調だったので、3人目も無事に予定日近くに産まれてくるのだと思っていました。妊婦健診でも順調に成長しているとのことで安心もしていました。ですが、妊娠3ヶ月の時に出血がありました。その時期ではどうする事も出来ないとの事で、安静にしていました。出血もその時だけでとまったのですが、子宮内に血液の塊がまだ少しあり、その血液が今後どうなるかわからないので、健診の間隔もいつもより短めにしてもらい様子を見ていくことになりました。徐々に血液の塊も小さくなり、エコーでは見えなくなったとのことで少し安心していました。その時はもう5ヶ月になりました。しかし、突然やってきました。破水してしまったのです。初めは自分でも信じられず、ドバッと出るわけでもなく病院へ行き診てもらうとやはり破水しているとのこと。その時まだ23週。その病院では、まだその週数では設備が整っていないため他の病院へ救急車で搬送されました。そこはNICUもしっかりしていて、早産や難産も妊婦さんも対応してくれるところでした。もちろん私は入院。お手洗いやシャワー以外はなるべく動かないようにとのことで、エコー検査の時には車椅子で移動でした。1日2回目は赤ちゃんの心拍確認、胎動確認のため機械をつけて調べたりしていました。その時は羊水も少なくなっていましたが、なんとか持ちこたえてくれている状態でこのまま週数をかせいでいけるところまでいくということしかできません。そして、いつもよりお腹の張りが少しだけ強くなったり、違和感があったためナースコールで報告。その後はすぐに検査して、どういう状態なのか、まだ大丈夫なのか、今産まれたらなどの話もしつつ、まだまだ陣痛まではいかず、その時は普通分娩でいけるかなとのことで分娩室近くで過ごすようになり、お腹には常に赤ちゃんの心拍がわかる機械をつけていました。しかし、その状態が長く続くと赤ちゃんにも負担になるとのことと羊水が少ないので感染したら大変だということで、突然の帝王切開にかわりました。それが28週6日のことです。体重1051g、身長36.5? すぐにNICUで診てもらうためいつものように抱っこしたり、ゆったりとした時間があるわけでもありません。私の場合、上のほうの羊膜が破れた為ドバッと出る事もなく、すぐに病院へ行った事もあり、できるだけ長くお腹にいてくれました。

NICUでははじめのうちは管をたくさんつけて呼吸や栄養を確保していました。そんな状態でもがんばって生きている姿をみるとやはり自分の責任でこうなってしまったとか、もっと妊娠中に気をつけていればとか考える事ばかりで本当に申し訳なくなってしまいます。そして、こんな小さく産まれてしまったので、なにかしら障害かあるかもしれないという覚悟も持たないといけません。お腹のなかで予定日を迎えるまでに少しづつ神経が出来ていったりするなか、こんなに早く出てしまったのですから。もちろんNICUにいる間に色々な検査も受けさせてもらっています。残念ながら、ずっとそばにいてあげられるわけではないので、小さな体で頑張ってくれていました。呼吸も安定して、ミルクも自分の力で飲めるようになったりほんとにすごいことです。NICU卒業のときはやはり予定日近くになりました。2ヶ月半お世話になったNICUです。体重2730gにまで成長してくれました。

それから、しばらくは3ヶ月に1回成長の様子をみてもらったりしていました。それが、半年に1回程度になりました。今ではもう2歳になり、成長曲線の真ん中近くまで追いついてきました。大きな病気もせず元気に過ごしています。ちょっとだけ言葉に関して少し遅いかなっておもいますが、まだこの月齢なのでどうなのかな。次の成長検査(フォローアップ)は4月で、もしかしたらそれで卒業かもしれないと言っていましたが、どうなることでしょう。

後輩ママへのアドバイス

もちろん、早産になればだれもが驚くとおもいます。そして、なぜ私がとなるとおもいます。けれど、決して自分を責めないでください。赤ちゃんは元気です、先生達は優秀です、いつも誰かが助けてくれています。小さな体だけど、すごくパワーを持っています。赤ちゃんはお母さんが大好きです。

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