稽留流産の体験談

実感無しの稽留流産

妊娠自体は4回目となる今回。
いつもは生理が来ないのと胸の張り、乳首の尋常じゃない痛さ等で発覚していた妊娠も4回目は茶オリの不正出血からスタート。
胸の張りもあったり無かったりと不規則、これまでの妊娠時ではなかった下腹部にズキズキとした痛みもあったりで何かが違うと感じていました。

初受診で7週目と判明。
胎嚢は確認出来たものの赤ちゃんの姿は見えず、心拍を2週間後に確認しますと言われ帰宅。
処方された葉酸の錠剤も毎日欠かさず飲み、体重が増えすぎないようにと軽めのウォーキングもしたりしました。

この時も下腹部痛は時折あったりしたけど、出血はなし。

2週間後の再診日。
診察台に乗ると先生が
「出産予定日は○月○日って言ってたよね?証明書を出すから母子手帳を貰いに行ってください」
妊娠したんだなぁとしみじみ思ったのも束の間、内診でエコーを見た先生がカーテン越しに一言「見えないな」

「前回は2週間前だよね?先にこんな話をしてごめんね、あー...○○さん。赤ちゃん見えないね...。」
カーテンを開けてモニター画面を見せられました。
そこには胎嚢の中がもぬけの殻で何も入っていない空洞の映像。

やっぱりダメだったかとなぜか冷静に納得している自分。
何かが違うと思ってた、もしかしたらと思ってたけどやっぱり。

2週間経ってこの状態は流産と判断するしかない。
卵が育たなかったんだろう。
正常な精子と卵子であっても何らかのエラーが生じる場合がある。
5、6回の妊娠の内、1回は流産すると言われてる。
今回は残念だったけど次回の妊娠に影響するものではない。
流産は珍しいものではないんだよ。

そんな事を言われました。
5、6回の内に1回?じゃあ大家族の家庭もそうなのか?って疑問を抱きつつも今後の手順の説明に。

手術と自然排出はどちらにもリスクがあること、ただ自然排出の場合だと大量出血と腹痛があると言われ半ば強制的に手術を決められました。
旦那に伝えると多少なりとも残念な気持ちがあったらしいけど赤ちゃんの姿がまるで見えない状態であったことが唯一の救いだったみたいです。
心拍確認後の流産、姿が見えてからの流産を経験されている方の心痛お察しします。

手術日は4日後。それまでの間に稽留流産について様々なことをネットで調べました。
同じように稽留流産をされている方のお話を見て、私だけじゃないと勇気を貰えたし次に妊娠するのが怖いという言葉にひどく共感しました。

そして手術当日。
朝から点滴をして子宮を拡げる処置。
これがものすごく痛かったです。
お腹の大きいママさんたちの前を歩いて通らないといけない辛さもありました。どうして我が子と離れなければならない側がこんな拷問と同じ痛みを与えられなければならないのかと怒りさえ覚えました。

手術は麻酔を行って貰い眠っている間の処置だったので痛みは無かったです。
起きた時に先生が、「次は元気な赤ちゃんに会いましょう」と言ってくれました。大丈夫ですかね?の質問に笑って「大丈夫だよ」と。

また内診があるまでベッドで待機していたのですが、カーテンの向こうではNSTで元気な心音を室内に響かせているママさんや○週間健診で赤ちゃんの状態をチェックしている声。

前回より大きくなったねー。
ミルクも飲ませてますか?
母乳は出ますか?

これも地味に辛かった...。
出産準備に持ってくるものを説明している声も聞こえ、カーテンの向こうはこんなに明るいのにと悲しくなりました。
配慮してくれてもいいのに。

術後の内診でまたママさんたちの前を歩いて通らないといけない時。
被害妄想が働いていたのか一人手術着で点滴を押して歩く私を見てくる目も痛かったです。

看護師さんたちに何も気にしてませんって装って明るく接している自分がいることも分かってました。

会計を済ませて旦那と車に戻る時、我慢していた涙が溢れそうになるのも負けた気がして堪えました。

誰に起こっても不思議ではない流産と言われますが、誰にも起こりませんように。妊娠から出産までを無事に誰もが通過出来ることを切に願う体験でした。

後輩ママへのアドバイス

今回の原因は胎児側に染色体異常があり、多くの場合育たないと先生から言われました。
そしてそうなった時には流産は止められない、回避不可能であると。
仮に育って産まれたとしたならば重度な障害があったかもしれないと言われ、子供が辛い思いをせずに済んで良かったのかもと私は思いました。

まさか自分が、どうして私だけ、そう思いますよね。
私もそうですが同じ経験をされている方はたくさん居ます。
流産はお母さんの責任ではありませんという言葉に私も救われました。どうか一人でも悲しい体験をしませんように。

参考になったらここをクリック(ログイン不要)
ありがとう!6 ありがとう
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /
次の体験談へ
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /