妊娠高血圧腎症の体験談

あまり自覚症状がなかった妊娠高血圧症腎症

私は妊娠36週の時に妊娠高血圧症腎症と診断されました。それまでは、妊娠28週から高血圧ぎみになっておりました。高血圧ぎみと言われたときは、体が少し重いことと、少し頭が痛いくらいで特に自分自身気になる症状はありませんでした。妊娠当初に痩せていたこともあり、体重の増え方も大きく妊娠28週には、妊娠3週目よりも12キログラム増えておりました。そのため、高血圧になったと診断され塩分を控えた食事と運動するように言われました。しかし、散歩などの運動や塩分を控えた食事をしても、2週間後の健診では、体重はあまり増えませんでしたが血圧は上がっておりました。その際の検尿で蛋白値が+-で蛋白が少し降りていると診断されました。その後、妊娠34週目の健診までは状態が変わらず過ごしておりました。妊娠36週目の健診のときの検尿で蛋白値が+++になっており、娠高血圧症腎症と診断されました。そのときも妊娠28週目からあった体が少し重いことと、少し頭が痛いくらいの症状のみで、お医者さんに今すぐ入院しないと母体も赤ちゃんも危ないと言われても妊娠高血圧症腎症を軽く考えておりました。幸い、あと3日ほどで妊娠37週目に入ったため、3日後に出産する計画で入院することになりました。入院して出産するまでは、自覚症状があまりない中の入院での混乱や赤ちゃんをお腹の中で長く過ごさせてあげられない罪悪感で泣いてばかりいました。3日後、陣痛促進剤を使用して出産しましたが2374グラムの元気な男の子が産まれました。出産後感じたのが、体も軽く頭もすっきりしていました。そのときに初めて、自分が思っている以上に症状が重かったことを理解しました。出産後は、蛋白値がマイナスに戻るまで1週間ほど多く入院しましたが、幸い私に後遺症はありませんでした。

後輩ママへのアドバイス

あまり自覚症状がなくても病気が深刻であることがあります。また、早く産むことになっても私の子供は何の障害もなく元気に育っております。診断が下りて早く産むことになっても、悲しまないで赤ちゃんと早く会えることを喜んで欲しいです。

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