痛みと不安と戦った数日

妊娠も後期、もうそろそろ産休に入ろうか、という頃でした。下腹部にチクチクとした痛みを感じたので椅子に座って休んだ後にトイレに行ってみると、下着に鮮血がついていました。おしるしかと思いましたが、出産予定日より3週くらい早く、前回の検診でも出産予定日についてのずれなどという話もなかったので、すぐに病院へ行きました。そこで言われたのが前置胎盤。なぜ今まで気づかなかったのか。主治医を責めるわけではありませんが、もっと早く気づけていれば出血するまではいかなかったのでは、など考えショックを感じました。確認したことは、胎児の健康。幸い胎児にはその時点で影響はありませんでしたが、とにかく1週間は絶対安静にするように、という診断となりました。産休をそろそろとる予定だったこともあり、すぐに会社に報告し産休に入らせてもらいました。そこからは全く動かずに1週間過ごしました。その時の状況は、やはり下腹部に鈍い痛みやチクチクとした痛みを感じました。また、張りもあったので、とにかく動かないようにしました。職場にも恵まれて産休も早めにとることができ、近くに住んでいる義両親の助けもあり、自宅で出産までをゆっくりと過ごすことができました。