妊娠高血圧と診断された人、食事はどうしていた?体験談から

妊娠高血圧症候群と診断されると、減塩などの食事指導を受ける場合があります。実際に、妊娠高血圧と診断された人は、診断前の食事や診断後の減塩などはどのようにしていたのでしょうか。体験談を紹介します。

32週で妊娠高血圧 自主的に塩分に気をつけ血圧を下げるとされる食材を取り入れた

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 32週
■妊娠高血圧と診断された際
32週になると上が130台、下が80台が普通になり、妊娠高血圧症候群と診断されました。
■食事についての対応
医師からは食事制限などしてもあまり変わらないだろうからと普段通りの生活をしてて構わないと言われましたが、家の食事は塩分に気をつけ、お醤油を極力使わなかったり、血圧を下げると言われているタンポポ茶やお酢を飲んだりしていました。
(るうさん/41歳 体験談「高齢出産で高血圧になりました。」より

産後の入院時も塩分控え目の食事が毎日続いた

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 36週6日
■妊娠高血圧と診断された際
「妊娠高血圧症候群の可能性が高いです・・」と医者より言われたのが、36週6日の時。突然のことでした。それまでは、特に問題なく妊婦生活を過ごしていました。「めまいや目がチラチラすることはありましたか?」「頭痛はありましたか?」と医者より聞かれましたが、もともと頭痛持ちだったし、目が疲れると目がチラチラすることもあったので、何も気に留めていませんでしたが、それがどうやら妊娠高血圧症候群の症状だったようです。
■食事についての対応
産後の入院生活は、毎日定期的な血圧チェック、食事制限がありました。食事については、本来なら洋食、和食のどちらかを選べるようなシステムでしたが、妊娠高血圧症候群の患者の場合は、選択肢がなく、塩分控えめの食事が毎日でました。
(ゆうこさん/34歳 体験談「妊娠高血圧症候群〜わたしの場合〜」より

36週から高血圧と尿蛋白、食事の減塩と水分摂取を指導された

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 38週
■食事についての対応
実は36週くらいの時から尿蛋白、高血圧がずっと続いており食事の減塩、たくさん水分を摂るようにと言われていました。言われたとおりにしていたのですがなかなか改善されず、ついに38週の時に妊娠高血圧症候群だと診断されたのです。「明日から入院!入院中は毎日朝昼晩と無塩食ね!頑張ってよ〜」と。この日から地獄でした…食事はほんとに味がなくて、美味しくない。
(ゆうひままさん/24歳 体験談「辛かった!毎日の無塩食」より

妊娠後期からは塩分を中心とした食事指導、和食中心にしていたが妊娠高血圧に

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 臨月
■妊娠高血圧と診断された際
臨月に入ってから血圧も急に高くなり 【妊娠高血圧症候群】と診断をされました。
■食事についての対応
妊娠後期からは食事、主に塩分の摂りすぎには気をつけてね!と言われていたのでしょっぱいものは食べなくしたり、食事も和食中心にしたりと気をつけていたのに高血圧症候群になってしまいました。
(にゃんままさん/24歳 体験談「妊娠高血圧症候群はストレスで」より

産後に妊娠高血圧を発症 現在も食事や運動に気をつけている

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 出産直後
■妊娠高血圧と診断された際
元気な赤ちゃんでほっとしたのも束の間、出産後から急激に血圧が上昇し、蛋白尿も持続的になり、診断を受けました。180/110台まで上がっていました。

私の家族や親戚には高血圧と言われている人がいないので、家族歴が無い人でも妊娠高血圧症候群になることもあるんだなぁと思いました。
また、妊娠高血圧症候群は妊娠中だけでなく産後に発症する場合もあるのかと驚きました。
■食事についての対応
降圧薬を内服して1ヶ月程で血圧も症状も徐々に落ち着きましたが、医師からは「妊娠高血圧症候群になった方はその後の高血圧や他の生活習慣病、心血管イベントの発症リスクが高まる」と説明を受けたので、今でも食事や運動等気を付けて過ごしています。
(orihimeさん/31歳 体験談「出産直後に診断を受けました。」より

妊娠後期から体重増加で食事制限指導を受けた

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 9か月
■妊娠高血圧と診断された際
もともと血圧は低いほうでしたが、後期に入り少し上がっていましたが上の検診の時の血圧が110から120位でしたが、9か月に入ったころ、家で1日に何度か測ってみると160を超えているた時があり、怖くなり翌日に病院を受診しました。

やっと助産師さん達も高血圧症という認識を持ってくれましたが、もうすでにとき遅しだったようで首の痛みに耐えられず、痛み止めがほしいと助産師さんに伝えると、血圧を測られ血圧が190を超えており、朝をまち緊急帝王切開で出産しました。
■食事についての対応
妊娠後期に入り食べてもいないのに体重が増えるようになりました。8ヵ月の時点で13キロ増くらいでした。病院では助産師さん、医師に食べていないと説明しても食べていないはずはない、食事制限をして運動するように指示されました。
初めての妊娠でどの位の量を食べるのがいいのかわからないということもありましたが、自分なりに本を見て食事の量は気を付けていましたし、何より食べてないためお腹がすいている時間が長かったので、おかしいと思っていました。
(room79さん/34歳 体験談「妊娠高血圧症候群からの切迫早産」より

妊娠9か月で入院、病院で塩分控え目の食事療法となった

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 1人目 8ヶ月以降
2人目 9ヶ月
■妊娠高血圧と診断された際
1人目の妊娠8ヶ月の時、たまたま歩いて病院に行ったのですが、血圧が高いと指摘されました。歩いて行ったせいかなぁ?っと始めあまり気にしていませんでした。

その検診の日以降、血圧が140〜時々頭痛もあったり、だけど薬飲めないしで、先生に妊娠高血圧症でてきてるね、っと説明され、尿検査で、タンパクもでてきてると診断されました。
■食事についての対応
しかも、元々塩っ辛い物が好きで、妊娠中もある程度は我慢してたんですが、やっぱり少しくらいならっと甘い考えが裏目にでてしまいました。

しかも、二人目出産時は、中期から症状がで始め、妊娠9ヶ月で入院、病院で塩分控えめの食事療法、1日の尿量まで計られ、陣痛時に血圧160まで上がり緊急帝王切開にきりかわりました。
(ゆきなママさん/20歳 体験談「妊娠高血圧症の症状ではじめ」より

妊娠高血圧症候群で入院、塩分控え目の病院食に

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 9ヶ月
■妊娠高血圧と診断された際
私が妊娠高血圧症候群と診断されたのは、9ヶ月のときです。

あと1週間で臨月に入るという日の朝、まず顔がいつもより浮腫んでいてびっくり。他の人が見てもすぐわかるぐらいでした。
血圧も130台と、いつもより若干高め。念のため体重を図ると、この3日間で3kg弱の体重増加があったため、病院に連絡して通院しました。

妊娠高血圧症の条件である「浮腫み、高血圧、尿蛋白」のうちの2つに当てはまるため、妊娠高血圧症候群ですね、と診断を受け、そのまま入院することになりました。
■食事についての対応
私の場合、入院して1日3回の血圧測定と塩分控えめの食事を摂ることで赤ちゃんと私の様子を見ていきましたが、入院した次の日から血圧は安定し、あとは浮腫みだけ、という状態になりました。
(葡萄丸さん/27歳 体験談「妊娠高血圧症候群にかかりました。」より

健診で妊娠高血圧と診断され、栄養指導を受ける 食事の量や塩分摂取を減らす

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 12週の次の検診時
■妊娠高血圧と診断された際
2週ごろから体重の増加が激しくなり、1か月で増えていいのは2kgまで。と言われました。また次の検診に行くと、妊娠高血圧症と診断され、栄養指導をされました。
■食事についての対応
最初は体重の急激な増加もなく、食べたいモノを食べていました。

それからは栄養指導された通り、食事の量、塩分の摂取量もへらしました。でも、食べたいものは食べたい!
しかし、食事を制限しても体重は増加していくばかりで、どうしたらいいのかわかりませんでした。それで1食抜いたり、ご飯の量を減らす代わりに野菜を食べました。
(ユウコママさん/27歳 体験談「妊娠高血圧と言われてからの食生活について」より

35週で妊娠高血圧で入院 毎食減塩食で過ごし、出産後に普通食に戻る

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 35週
■妊娠高血圧と診断された際
2人目を妊娠した時に、35週の時の妊婦健診で先生から妊娠高血圧症候群と診断されました。その時わたしは、顔から足先までパンパンに浮腫んでしまっていて、尿タンパクもプラス4までなってました。体重も2週間前の健診から浮腫みのせいでプラス5キロ増えてしまっていました。先生にも、「この病院の妊婦さんの中ででこんなに浮腫んでる人見たことない」とまで言われるほどひどい症状だったみたいです。すぐ入院することになりました。
■食事についての対応
食事は、毎食減塩食。

出産が終われば、食事も普通の食事に戻り、おやつも食べることができました。
(ともちぇるさん/23歳 体験談「妊娠高血圧症候群になったわたし。」より

管理入院中に食事制限 その後自宅でも減塩食を実施

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 臨月近く
■妊娠高血圧と診断された際
そして、臨月近くになり靴が履けなくなるほど足がムクミ、パンパンになりました。マッサージなども通いましたが意味がありませんでした。その後の妊婦検診で、妊娠高血圧症候群と診断されました。
■食事についての対応
特に体重など気にせずつわりもなく食欲がありすごく食べていました。いつの間にか50キロから70キロ近くにまで増え、、、妊婦検診のたびに2キロ増えていました。何度か注意されましたし、栄養指導も受け気をつけ始めましたが、気をつけていても太りました。

管理入院という形で1週間入院しました。入院期間中は食事制限のみでした。

その後、自宅でも減塩食をし、若干痩せて妊婦検診に行きましたが、血液検査で肝臓の値などあまり変わっていなかったのもあり、先生にもう38週だし促進剤を使って産んではどうですか?と言われ、産むことに決めその日に入院しました。
(年子ママさん/27歳 体験談「臨月に入ってからの妊娠高血圧症候群」より

軽度の妊娠高血圧と診断され、食事に気をつけることと漢方の処方

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 妊娠5ヵ月辺り
■妊娠高血圧と診断された際
私は元々低血圧だったので、妊娠高血圧症と診断された時は「私が高血圧?!」とビックリでした。妊娠5ヵ月辺りから、とにかく浮腫(むくみ)が酷かったです。
■食事についての対応
幸いなことに軽度だった為、食事を気を付けることと、漢方薬の処方でした。重度になると母子ともに危険な事になるから、頑張って薄味に慣れてね…と先生に言われました。昔から漢方薬独特の匂いが嫌いだった私には、食事制限より、日に3回の薬の時間が苦痛でした。
(東京都 魔の2歳児母さん/35歳 体験談「妊娠6ヶ月で妊娠高血圧症と診断されました」より

20週で妊娠高血圧症候群と診断、塩分摂取や運動に気をつけたが、予定日の2週間前に血圧が180に

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 20週
■妊娠高血圧と診断された際
一人目の子供の出産で20週で妊娠高血圧症候群と診断されました。
■食事についての対応
食べ物の塩分、甘いもののとりすぎ、やり過ぎない運動も実践しましたが予定日の2週間前に血圧が上180になり入院、胎児も危険と言うことで誘発剤を使って38週で2300gの子を出産した経験がありました。
(まるまるさん/35歳 体験談「2回の妊娠高血圧症候群という診断」より

妊娠9か月目の健診で高血圧から入院、病院食は塩分少なめ

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 妊娠9か月目
■妊娠高血圧と診断された際
妊娠9か月目の検診で血圧がやや高め(150位)だったため先生にこの病気にかかってるかもという話をされ、その次に行った検診でやはり血圧でひっかかりそのまま入院になってしまいました。

そしてこの入院中に妊娠高血圧症候群の患者は帝王切開と言い渡され、旦那と立ち合い出産を望んでいた私たち夫婦のショックは大きかったことを覚えています。
■食事についての対応
もちろん食事も塩分少なめで味気ないものが出ました。
(3人のママさん/29歳 体験談「妊娠のたびに妊娠高血圧症候群」より

外食の時は塩分を気にしていたが糖分は無視していた、その後妊娠高血圧症候群と診断

■妊娠高血圧症候群と診断された時期:
■妊娠高血圧と診断された際
年明けてからの妊婦検診で妊娠高血圧症候群と診断されました。
■食事についての対応
油物が食べたくて仕方なかったんです。仕事の疲れもあり、外食が多かく、また、運動もしてませんでした。通勤はマイカーでした。外食の時は塩分を気にしてましたが、糖分は無視してました。糖分も血圧上げるひとつの食材らしいです。特に白砂糖は体に毒だそうです。後で知りました。
(あやこさん/33歳 体験談「急に出てきた妊娠中毒症」より

30週の健診後、妊娠高血圧と診断 入院は不要だが塩分控え目の食事を指導される

■妊娠高血圧症候群と診断された時期: 30週
■妊娠高血圧と診断された際
妊娠30週の頃、少しずつ動悸や息切れが酷くなってきました。

次の検診の時に血圧を測った時に今までに一番高い数値が出ていました。
あまり気にしていなかったのですが、看護師さんから再度測るよう指示があり、測り直しましたが変わらない数値でした。
その後、先生から妊娠高血圧症と診断されました。
■食事についての対応
入院まではしなくても良いが、塩分控えめの食事を心がけるように言われ、それからというもの高血圧症に良いとされるカリウムを豊富に含んでいるバナナやパセリを食べたり、減塩食にしたりしました。
(カエデさん/33歳 体験談「甘く見ていた妊娠高血圧症」より