妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠6ヶ月で妊娠高血圧症と診断されました

35歳、高齢出産ギリギリと言われる歳で初めての妊娠でした。私は元々低血圧だったので、妊娠高血圧症と診断された時は「私が高血圧?!」とビックリでした。妊娠5ヵ月辺りから、とにかく浮腫(むくみ)が酷かったです。当時3階建てアパートの3階に住んでいたので、足がパンパンで階段が辛かった!日によってはふくら脛が極太大根のようになったものです(汗)先生に診断を聞いたときイマイチどんな病気で、胎児にどんな影響があるのか解らなくとても不安でした。幸いなことに軽度だった為、食事を気を付けることと、漢方薬の処方でした。重度になると母子ともに危険な事になるから、頑張って薄味に慣れてね…と先生に言われました。昔から漢方薬独特の匂いが嫌いだった私には、食事制限より、日に3回の薬の時間が苦痛でした。でもお腹の赤ちゃんのため!と思うと飲めるものですね。あとは適度な運動で対処です。これが意外と難しいかったです。妊娠5・6ヶ月のうちはお腹もそんなに出ていないので歩くのもへっちゃらなんですが、7・8ヶ月目になってくるとお腹が前に競り出てくるから大変でした。現状維持していたのに7ヶ月過ぎに黄色っぽいおりものが続き、急に下腹部が痛くなり慌てて病院に行ったところ、今度は「子宮頸管無力症」になりかけてると言われ出産まで絶対安静でした。私の場合入院は免れましたが、自宅で安静に過ごしていました。長時間立ちっぱなしにならない事、ちょっとでも下腹部が突っ張る感じがあったらすぐ横になって安静に!あと2ヶ月はお腹にいてもらいたいからね、と厳重注意されました。それからは家事は旦那様に甘えっぱなしで何とか37週まで持ちこたえ、予定日より1ヶ月ちょっと早かったけど出産にこぎつけました。

後輩ママへのアドバイス

初めての妊娠・出産・育児。不安な事だらけで精神的に不安定になってるいるのに、妊娠高血圧症になると塩分や糖分に気を使わないといけなくなり、好きな物を食べられなかったり、運動もままならなくなってストレスが溜まると思います。でも何とか乗り越えれば、きっと元気な赤ちゃんに会えます!私も身近にいる人に協力しもらって、どうにか無事出産出来ました。区や市の「母親・父親学級」に是非参加してみてください。学級で教えて頂いた事が辛い時にきっと役に立ちますよ!それから、思い詰まった時には大きな深呼吸を心掛けて!ストレスや不安でお腹の赤ちゃんに負担をかけないであげましょう。お腹の赤ちゃんを守れるのは貴女だけです。

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