妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

甘く見ていた妊娠高血圧症

私の知人が前置胎盤と診断されて、妊娠高血圧症を併発して大変だった話を聞いた時、実際経験したことがなかったので、話半分で聞いていました。

まさかその後自分が妊娠高血圧症と診断されるとは思いもしませんでした。

長女を出産してから約2年後、2人目・3人目を妊娠していることがわかりました。

先生からは双子の場合色々なリスクがあるから十分注意して妊婦生活を送るように言われていましたが、双子リスクの中で一番低い部類に入っていた私はあまり深く考えずに生活していました。

妊娠30週の頃、少しずつ動悸や息切れが酷くなってきました。

その頃腹囲が100センチ近くになり、お腹も重くなっていて2週間に1.5kg体重も増加していましたが双子だからそうなっても仕方ないことなんだろうと思って過ごしていました。

次の検診の時に血圧を測った時に今までに一番高い数値が出ていました。

あまり気にしていなかったのですが、看護師さんから再度測るよう指示があり、測り直しましたが変わらない数値でした。

その後、先生から妊娠高血圧症と診断されました。

双子妊婦の場合、30週を境に色々な合併症のリスクが急激に上がること、今ここでしっかり対応しておけば問題ないと言われました。

入院まではしなくても良いが、塩分控えめの食事を心がけるように言われ、それからというもの高血圧症に良いとされるカリウムを豊富に含んでいるバナナやパセリを食べたり、減塩食にしたりしました。

現在も治療中ですが、血圧はだいぶ安定して低くなり、先生からもこの調子で頑張ってくださいと言われました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠生活は突然何が起こるかわかりません。

何が起こっても自分しか赤ちゃんを守れる人はいないので、後悔のないよう自分が出来ることをしっかり行って、少しでも楽しいマタニティーライフを過ごしてください!

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