吐きっぱなしの新生児

新生児がこんなに嘔吐するものだとは知りませんでした。病院でも退院後も母乳とミルクの混合育児でした。産まれた翌日までは吐いてはいましたがこんなものかという程度でした。それが突然、生後2、3日目から大量に吐くようになりました。飲ませる側から吐く吐く。助産師さんからも「この子はゲップが下手だし、空気飲みやすいみたいだからすごい吐くわねぇ。」と言われたのを覚えています。新生児はミルクを飲んで、ゲップして、スヤスヤ寝るものだと思っていたので、吐くことにもゲップも眠りもしないのにも驚きました。毎回あまりに大量に吐くので、退院時の体重は退院許可がおりるギリギリのものになっていました。マタニティブルーと重なり、自分の飲ませ方が悪いのかと悩み、赤ちゃんに謝りながら泣き続けたのを覚えています。退院後も嘔吐は続き、私も精神的に参ってしまったので、見兼ねた母が出張の母乳マッサージをしている助産師さんを呼んでくれました。ハローベビー教室やヨガ教室もやっている地域で有名なベテランの助産師さんです。その方から受けたアドバイスは「ミルクを一度に飲ませすぎ。吐いた後はまた泣いて、お腹が空いたから泣いていると思うかもしれないけど、一定の時間が経つまで次のミルクはあげなくていい。」というものでした。出産した病院からの指示とは異なっていたので驚きましたが、実践してみると吐くことも減り、体重も順調に増えていきました。その後も本当に良く吐く子でしたが、1人座りができ、つかまり立ちをする頃にはほとんど吐かなくなってきました。赤ちゃんの成長には日々驚かされます。