私の第一子の出産体験談
初めての子供で、妊娠中は何かと気を使っていました。体調がいい時は、毎日1時間以上歩いたり、徒歩20分の病院までも必ず歩いて行っていました。食事もかなり気にしていたつもりです。しかし、子供は予定日になっても生まれる気配はなく、産道を拡げる点滴を1週間で3回も打ちましたが、全く広がらず、予定日をあっという間に1週間が過ぎてしまいました。この時の推定体重は3800gでした。予定日を1週間が過ぎてしまった為、誘発入院ということになり、41週1日目に強制入院することになりました。その日は、血液検査や、陣痛促進剤の点滴、更に産道を拡げるために風船みたいなのを入れられたり、とにかく1日で5回も針を刺されました。それでも何も変化はなく1日があっという間に過ぎ、翌日レントゲン検査をしたところ、子供の頭が大きくて骨板を通れないことが発覚しました。その日はそのまま何もせず、急遽、翌日帝王切開が決まりました。手術日前日の夜9時から地獄の絶飲絶食が始まり、手術日当日は、朝から点滴や座薬を打ち、カテーテル(導尿)を差し、いざ手術室へ。この日は41週3日目でした。骨髄に麻酔を打ち、手術開始10分ほどで4210gの男の子が無事生まれました。しかし、喜びもつかの間、麻酔による副作用で、激しい嘔吐や頭痛に苦しみ、そのまま意識がなくなりました。およそ6時間後に目が覚め、その日はそのまま絶飲絶食が続き、赤ちゃんがお腹の中でウンチをしていた為、羊水が濁り少し危険な状態だったので保育器に入れられてしままい、赤ちゃんを抱っこすることもできず終わりました。翌日、朝の検診で無事絶飲絶食が解除され、お昼ごはんを食べた後から歩行訓練が始まりました。なんとか新生児室まで歩き、無事保育器から出られた我が子を抱くことができました。とても感動し、とても嬉しかったことと、知り合いの子供を抱いた時より重かったことだけははっきり覚えています。(笑)その後も退院直前まで、点滴やら注射が続く毎日でかなり辛かったですが、大切な我が子に会えた喜びが大きすぎて、辛かった日々はあっという間に忘れ去りました。
もし、予定日を過ぎて、促進剤などを使っても全く変化がなかったら、一度レントゲン検査をお願いしてみた方がいいと思います。私は入院前にレントゲン検査をしてくれてたなら、入院費を1日分浮かせられたと思っています。