破水の体験談

まさか私が破水からの出産に

私が破水してしまったのは39週の中頃、自宅で1人、まだ見ぬ子供のために編み物をしている時でした。あとボタンをつければベビードレスが完成する時で、尿漏れのようなチョロチョロとした感じ…。姿勢をかえるとチョロ、立ち上がるとチョロと少しずつ出ているようでした。その時の私はまさか破水だとは思わず、今日は尿漏れが多いなと感じていました。心の奥ではまさか破水では、と思っていましたが、まだ陣痛もないし手編みのベビードレスを完成させたい気持ちが大きかったのかも知れません。その後、尿漏れにしては量が多く、不安が強くなり病院に電話をかけて、リストアップしてあったタクシーへ電話をしました。1つめに断られ、2つめに電話したタクシーがすぐに来てくれて用意してあった荷物を抱え、バスタオルをしいて病院へ向かいました。病院では助産師さんがすぐに内診をしてくれて、破水とおっしゃっていました。しかし、まだ陣痛がないので夕飯を頂き、個室へと移動となりました。この辺りで仕事をしている旦那へ連絡をいれました。するとすぐに陣痛が始まり、我慢できなくなりナースコールをして陣痛室へ。私は和痛分娩を希望していたので、あまり我慢せず先生に注射をしてもらい、旦那が来た頃には楽しくおしゃべりをしていました。2時間程度で麻酔は弱まり追加して貰おうと思っていたらあっという間に子宮口が全開大になっており、麻酔はやめていざ尋常に勝負!と思っていたら赤ちゃんが下りていないとのこと。どうやら羊水は潤滑剤のような役割があるようで、それが先に流れてしまっていたのでスムーズに降りてこれなかったようでした。その後最大の痛みに耐えながら2~3時間いきみましたが、息もできなくなり体力の限界になってしまいました。結局吸引して頂き、なんとか出産することが出来ました。

後輩ママへのアドバイス

破水からの出産は少ないですが、きっと誰にでも起こり得ることなので自分にはあり得ないと流さず、心に留めて覚悟しておいたほうがいいと思います。

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