逆子での出産(帝王切開)の体験談

帝王切開は本当に痛い!

妊娠初期から、エコーでいつ見ても逆子でした。赤ちゃんはくるくる回って動くので気にしなくてもいいと言われていました。7か月を過ぎたくらいから、逆子体操を指導され、毎日行っていました。また、赤ちゃんの頭の向きによって左右どちらを下にして寝るかを指導されました。
切迫早産により、34週から管理入院となり、その時点で帝王切開での出産になるだろうと覚悟を決めました。
帝王切開は手術で出産が早く済み、計画的にすすめられるのでこちらの予定が立てやすいメリットもあると聞き、何より普通分娩より楽だと言う人もいて、子どもも無事ならそれでいいや、と楽観的に過ごしていました。
結局36週でいつ生まれてもおかしくない状態になり、37週に入ってすぐ帝王切開となりました。
手術当日は朝から飲食禁止なので、前日に思う存分食事を堪能しました。帝王切開は麻酔が効くから痛くないんだとてっきり思っていましたが、おなかが割かれたり、内蔵がえぐられるような痛みはずっと感じていて、麻酔の影響で吐き気も催しました。看護師さんに訴えようとするもうまく話せません。
赤ちゃんの産声を聞いて顔を見てひとまず安心し、手術後は麻酔の影響でひたすら眠りました。
しかし、夜には麻酔が切れて強烈な痛みで眠れませんでした。翌朝には子宮収縮剤を点滴され、叫び声をあげるくらい痛かったです。
腹筋が使えず、起き上がることもトイレに行くのも1週間は困難を極め、便秘もひどくなり、切開の痛み、子宮収縮の痛み、便秘の痛みの三重苦でした。
食事はガスが出るまで流動食のみしか口にできませんでしたが、おなかがすいて辛かったです。正直、痛みで赤ちゃんのことを考える余裕はあまりなかったです。

後輩ママへのアドバイス

帝王切開が楽なお産というのは大嘘です。壮絶な痛みとの闘いです。
また、出産方法は自分ではコントロールしきれないので、出産についての様々な知識をつけておくことは大切です。またどのような出産になっても、一番優先すべきことは赤ちゃんの無事です。赤ちゃんが無事に生まれるならそれでいいや、という心構えをしておくと精神的もしんどくない状況で育児がスタートできます。

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