早産 31週での出産の体験談

妊娠、出産は奇跡です

初めての妊娠でわからないことだらけだったのですが、出産予定日が9月だったため、お盆前まで仕事をして、お盆休みに入ると同時に、産前休暇に入る予定でした。20週目頃まで定期検診でも母子ともに何も異常はなく、多少のつわりはあるものの仕事もムリなく続けらる状態でした。ただ、朝になるとお腹の痛みのため起きづらい時などもあり、朝の勤務には遅刻するケースもありました。

私は平常の検診は自宅近くの産院で検診を受けていたのですが、出産は里帰り出産の予定でした。25週目に入った頃の検診で、この週数にしては赤ちゃんのサイズがかなり小さめですね、との診断を受け、産院側から、このままもしも小さい赤ちゃんが産まれることになれば、小さい赤ちゃんの受け入れが可能な病院でなければならないので、近いうちに1度里帰り先の産院に診てもらって下さいと言われました。しかし、仕事の都合などもありすぐには実家に帰ることもできず、結果29週目に入ってから里帰り先の産院に行きました。するとそこで、これはかなり小さいですね!うちでは受け入れができないので、近くの大学病院に紹介状を書きますのでそちらに移ることを勧めます、と言われました。この時も、そんなに大事には捉えていなかったため、大学病院へは30週目に入った頃に行きました。すると、そこですぐに入院しましょうと言われ、ようやく大事なんだ!と思い、しかし仕事も続けていたので、週末を挟んで、翌週からの入院になりました。入院してすぐに、現在の赤ちゃんの状態から帝王切開ですぐに出産した方が良いと説明されました。この入院は経過観察の安静入院だと思っていたので、夫婦ともに驚きの展開でした。その後、麻酔科との兼ね合いで6日後の帝王切開予定で入院生活をスタートしました。しかし、入院後4日目の早朝に、破水があり、急遽その日に帝王切開にて出産しました。子どもは895グラムと超低出生体重児でした。すぐにNICUに運ばれ人工呼吸器を繋がれ、24時間体制での看病となりました。しかしその後の経過はすこぶる順調で、ミルクも5ccから始まり、徐々に飲める量も増え、5日後からはカンガルーケアや、沐浴も出来るようになり、母乳での授乳も始まり、1ヶ月後にはGCUへの移動となり、2000グラムが退院の目安だと聞き、結果1ヶ月半の入院生活で退院を迎えることができました。その間、脳や内臓にも何も問題はなく、本当に小さいだけであとはとても元気にしていました。退院時には2325グラムとなり、当初の出産予定日とほぼ同じ日程となりました。その後はシナジス注射のため、月1回の通院がありましたが、その他の検診でも異常はなく、現在は2歳8ヶ月で、言葉も達者で体重、身長は成長曲線にギリギリ乗ってきているので、何も心配はありません。これまでも大きな病気もなく、本当に元気です。超低出生体重の理由は、子宮内胎児発育不全ということでしたが、何が原因で発育不全になったのかは結果的にはわかりませんでした。

後輩ママへのアドバイス

初産の場合わからないことも多く、さらにはお仕事を続けていたりと母体に何が負担になっているかわからないことも多いと思うのですが、何か異常があった場合は自己判断せずとにかくすぐに受診できるようにしておくことが大事です。

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