氷がやめられなくなった妊娠後期

妊娠初期から大きなトラブルなく順調に過ごしていた妊婦生活。つわりもそれほどひどくはなく、仕事も無理ない程度にバリバリこなしていました。28週血液検査で貧血の値がギリギリクリアですと言われました（これ以上悪いと治療対象になると言われただけなので詳しい値はわかりません）。不安になりながらも、その後もゆったりと妊婦生活を楽しむことができいました。妊婦は身体を冷やしてはいけないと言いますが、その後急に氷を欲するようになりました。ガリガリとかじる食感がたまらなく、味もすごくおいしく感じ、家にいる時には常にコップに氷をたくさん入れて持ち歩いていました。つわりでもこんなことなかったのにと調べると、貧血の症状と出てくるのです。氷以外に身体に異変を感じることはなく、36週に出産前最後の血液検査を迎えました。やはり、貧血ギリギリの値とのことでした。医師の判断で出産前に悪化しないよう念のためにとのことで、鉄剤が処方されました。副作用に吐き気とあったのですが、私の場合は体調に変化はありませんでした。むしろ、鉄剤を飲み始めてから日に日に氷を食べる頻度が減っていき、無事に出産を迎えることができました。産後の貧血ついては問題なく、家に帰ってきてから氷を食べることも一度もありませんでした。