注意欠如多動性障害(ADHD)の体験談

ただマイペースなだけじゃなかった

5歳の息子はADHD(注意欠如多動性障害)です。はっきり診断されたのは、5歳2ヶ月でした。それまでは発達相談や発達検査も受けましたが、1歳程度の遅れがあるということだけで、あとは曖昧でした。
1歳半健診で言葉の遅れを指摘されていましたが、あまり深く考えずに過ごしていました。きっとマイペースな子なんだと思っていました。
2歳の時、家の前で遊んでいた時に車が来たので、車が来たよ止まろう!と言ったら繋いでいた手を振りほどいてその車に向かって走り出しました。車はわかって止まってくれたので、何事もありませんでした。ちょうど市の親子教室に行っていたので、保健師さんに話すと、発達の専門医と話して下さいと言われ、療育を紹介されました。
幼稚園に入り、1度療育を終わりにしていたのですが、幼稚園で座っていられずにふらふらとしてしまい、気に入った遊具で1人でずっと遊んでいる姿が続いたので、幼稚園から勧められ、再び療育に通うことになりました。保育参観でもふらふらと教室から抜け出してしまい、これはマイペースなだけではないと確信しました。
療育の甲斐もあり、年長の息子はまだ興味が無いことはやらない時もありますが、みんなと同じ空間にいられるようになりました。毎日、言わないとカバンと帽子を忘れ、幼稚園の制服を着る順番も未だに間違えますが、確実に成長している姿に感激しています。

後輩ママへのアドバイス

発達の専門医、療育の先生、幼稚園(保育園)の先生が密に連絡を取り合ってくれることで、ADHDの理解、接し方が変わってくると思います。なので親は、諸先生方たちとのコミュニケーションをたくさんとるといいと思います。
ADHDは治らないと言われていますが、本人は一歩一歩ゆっくりですが成長しています。なんでこんな簡単なことが覚えられないのだろう、と思うことはしょっちゅうありますが、気長に教えていくことが大事だと思います。

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