アンタゴニスト法の体験談

担当医にお任せ

顕微授精にステップアップし、知人から聞いたりして不妊治療をしている上で一番恐れていたのが自分で注射を打つことでした。アンタゴニスト法で行くと医師に告げられたのですが、正直それが何なのかよくわからず、他の方法と比べて質の良い卵を育てて、たくさん採れると言われたのでお任せすることにしました。その周期に入るとまた内診から始まりホルモン注射をされたり薬を処方されたり、顕微授精前には可能な人は毎日注射の為に通院、それが無理な人は自宅で自己注射を打つように言われました。人生で初めて自分で自分に打つ注射はかなり緊張しました。私は下腹部に打っていましたが、1・2日目は打つことに必死なので何もありませんでしたが、慣れた頃には痛さがあり、「何で自分だけこんな辛い思いをしなければいけないのだろう」とか痛さや針が怖くて泣いていた日もありました。自己注射しながら2日に一回は新しい注射をもらう為と内診の為に通院しなければいけなかったし、顕微授精前日は注射を2本も打たなければいけなかったのが辛かったです。でも、これが終われば、頑張った分きっと良い結果が出ると信じて頑張っていました。しかし、私は2回顕微授精に挑戦しましたが、2回とも妊娠することなく終わってしまいました。

後輩ママへのアドバイス

自己注射が無理な人は毎日通院すればクリニックで注射を打ってもらえますが、顕微授精前日は夜遅くに打たなければいけないので必ず1度は自分で打たなければいけません。でも、最初にきちんと打ち方の指導がありますし、そのうち慣れます。

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