繫留流産⇒自然排出の待機⇒完全流産の流れ
私もインターネットの体験談がとても参考になったので、今後自然排出を選択される方の参考になればと思い、体験談を投稿します。
私が住んでいるヨーロッパでは、希望すれば手術もできますが、自然排出を待つ方がメジャーです。
7週胎嚢のみ、胎芽確認できずでの繫留流産確定だったので、迷うことなく体への負担が少ない自然排出を選択しました。
他の体験談で怯えきっていましたが、私の場合は思ったより軽くすんなり終わりました。
重い生理痛持ちなので、普段の生理痛の方が辛い気がします。
排卵検査薬を使っていたので、以下、排卵日を2w0dとします。
6w0d-初診。胎嚢のみ確認するも、小さめと言われる。(8mm) 胎芽が確認できなったので1週間後再受診
7w1d-胎嚢のみ。22㎜ 繫留流産の疑い強まる。医者よりセカンドオピニオンを聞きたい場合は紹介状を書きますと言われ、もらう。(同じ四半期で同じ科の別の病院受診は、紹介状なしではできないお国の為)
7w3d-セカンドオピニオン。機械が3Dだった為、割と正しい計測。胎嚢のみ。縦横幅の平均17.9㎜。繫留流産であるだろうとの診断。
8w4d-気づけばおりものがやけに黄色っぽく変化していた。
8w6d-お腹のチクチク、日中の眠気がなくなる。体もそこまで疲れやすくない。(体温はまだ高温期)
9w0d-黄色と茶色の中間ともいえる黄土色?のおりもの
9w1d-朝:少量の出血らしきもの(腹痛なし)。極軽い左腰の筋の痛み。
昼:茶おり 夕:茶色の少量出血or多めの茶おり(生理の始まりに似ている)微弱な下腹部鈍痛。
9w2d-朝:下腹部鈍痛強くなる。出血に変わる。1時間に1度ナプキンを変える量。痛みに耐えきれず市販の生理痛薬を飲む。
昼:薬が効いてか再び元気に。買い物にも行ける。
内膜の一部がつるっと出てくる。胎嚢かと思い、洗ってみるとホルモン焼きの腸部のような感じ。その後、出血量が減り、レバー状から水っぽくなる。
夜:痛みがまたでてきたので薬を飲んで就寝。
9w3d-朝:薬なし。出血量は生理3日目程度でそこまで多くはない。たまに膜っぽい塊が出る。
昼夜:朝からかなり軽い腹痛、薬を飲む必要はなし。
9w4d-朝昼:体温は今までより少し下がる。薬はなし。出血量は前日と変わらず。透明っぽい卵の白身のようなものも出る。
夕:少々下腹部痛も我慢はできる程度。膜の塊がするっと出る。
9w5d- 朝:晩より出血なし。
昼:出血あるも少ない。茶おりっぽくもある。
夕:お腹が張るような腸の痛み。上から押すと痛い。排尿時、くしゃみや咳をするととても痛い。
9w6d-朝:出血なし。引き続き腸の痛み。
昼夜:出血少々あるもほぼなし。
10w0d-朝:腸は劇的に改善。病院より出血が始まって1週間で診察にくるように言われていたので病院へ。
エコーでチェックし、子宮内はほぼキレイ。極少量が残っているものの、手術は不要。子宮収縮剤のみ5日分処方される。血液検査のホルモン値もだいぶ下がるも、まだ正常値より高いので1週間後にもう一度チェックする必要あり。
10w1d-朝:子宮収縮剤の前日の昼より飲み始め、薬による腹痛が軽度であり。
夜:薬が効いて、少量の出血続く。(おりものシートで十分)体調は良い。
10w2d-体調良い。出血も前日と同じ程度で続く。体温は確実に低温期に入る。薬による腹痛は軽度。
10w3d-既に茶おりに。
10w4d-少量の茶おり。
10w5d-色の薄い茶おり。
11w0d-病院でチェック。子宮内にまだ少量血液があるものの、次回の生理で流れるので問題なしとのこと。
インターネットで、初期流産は染色体異常によるもので、どうすることもできないもの。自分を責めないようにと読んでいたのもあり、胎芽さえもまだ見えていなかったので、とても残念だけれども悲しみに打ちひしがれるということはありませんでした。
それでも医者からの流産という事実の伝え方で随分と感じ方が違うものだと思います。
担当医とセカンドオピニオンの医師は流産という言葉は1度も使わずに、直訳だと、残念だけれど正常な状態ではない。と伝えてくれました。1つ1つにとても誠意を感じる対応でした。
説明が十分でない、とてもビジネスライクであるなど、もし医師の対応に疑問に持たれている場合は、後のメンタルケアという意味でも担当医を変えた方がいいかもしれません。
日本で自然排出が選べるのかどうかわかりませんが、自然流産と掻爬手術両方のメリットデメリットをきちんと理解した上で、ご自身が納得いく方法でこの壁を乗り越えられるといいと思います。