羊水検査を受けてみて

妊娠３か月の時、テレビで新出生前検査の特集をやっており、夫に何気なく「検査やった方がいいと思う？」と聞いたら、「やるべきでしょ！」とハッキリ言われてしまった。夫は妊婦健診に含まれているものだと思っていたみたい。私自身は不妊治療を経て授かった命だし、最後の凍結胚の為、次はまた１から治療になってしまうし、それ以上に、自らの意思でお腹の子の命を絶つなんて考えられない！と思っていたので、検査は考えていなかった。
夫は胎児に何かしらの異常がわかった場合は、育てる自信がないとのこと。育児放棄されてもイヤだし、何も異常がなければ、出産まで気持ち的にも落ち着くので検査に踏み切った。
新出生前検査は血液検査でできるので胎児への影響はないが、金額が高いし、私が通っている病院では新出生前検査は実施していなく、羊水検査のみ。羊水検査は金額がおさえられ、新出生前検査より精度が良いが、針を刺すので胎児へのリスクがある。破水や流産の心配は少なからずあったが、新出生前診断の２０万円近くの金銭的負担がきつかったので、羊水検査を受ける。検査を受けられのは３５歳以上or身内に遺伝性の疾患がある人のみで、私は３５歳以上なので、夫婦で事前説明を受けてから、羊水検査を受けた。
羊水検査当日、超音波で胎児の腕が動いているのを見て、やっぱりやめたい！という思いが出たが、担当の医師が、今回妊娠に至った移植をしてくれた先生で、相性の良い先生と思いこんでいたので、この先生なら大丈夫！と言い聞かせて実施してもらう。エコーで胎児に影響ない位置に針を刺し、羊水搾取。３０秒～１分位おへその少し下に針をさし、。その後３時間病院で安静にし、帰宅。自宅でも破水しないよう安静にする。４８時間何もなければ大丈夫とネットでみたので、２日間はほとんど横になる。体調の異常は起きず、検査結果も異常無しだった。